音楽の杜:20002019-08-03T23:36:21+09:00240_850代の洋楽フリーク。AOR、ソフトロック、フュージョン、ハードロック等、よい曲なら何でも聴きまくる雑食派。好きな音楽を徒然なるままに書き綴っていきます。Excite BlogSteely Dan 「Two Against Nature」 (2000)http://y240.exblog.jp/29085913/2018-01-13T07:36:00+09:002019-08-03T23:36:21+09:002018-01-13T07:36:09+09:00240_82000
「Aja」や「Gaucho」で売れっ子スタジオミュージシャンを起用して、完璧なまでのサウンドを作り上げていったスティーリー・ダン。プロデューサーのゲイリー・カッツとドナルド・フェイゲン、ウォルター・ベッカーが作り上げた世界観は多くのフォロワーを生んだわけですが、あれから20年、本作ではどんな姿を現していたのか、すごく気になって聴き始めました。最初は正直、曲ごとの特徴が掴みづらく、またいつもの売れっ子ミュージシャンのプレイに注目!っていった訳でもなく、スルーしそうになってしまいました。でもゴルフからの帰り、車中でじっくり聴いてみると、コレがまた心地いいんですね~。すごく古くて新しいって感じがするんですよね。
アルバムタイトルトラックの③「Two Against Nature」。イントロからラテン・フレイヴァーたっぷり。明るい陽気なメロディかと思いきや、やっぱりそこはスティーリー・ダン。相当捻くれてますね(笑)。しばらく同じコード展開で単調。なんか不思議なリズムだなと思ったら、6/8の変拍子なんですね。メロディだけ取り出したらつまらないんですが、ホーンとかギターとか、よく聴くと楽器のアレンジが緻密。フリージャズっぽいところもあったりして、音で聴かせていくって感じでしょうか。
ブルージー、かつジャージーな⑥「Jack of Speed」は如何にもフェイゲンが好みそうなサウンド。シャッフル・ビートと適度に鳴り響くホーンが心地いいですね。随所に聴かれるいぶし銀のギターはウォルター・ベッカー。せっかくなので、ウォルターのギタープレイも見て貰いたく、彼らの演奏シーンをアップしてみました。
エンディングの⑨「West of Hollywood」は8分強のスティーリー・ダンお得にの長尺ナンバー。優しいエレピに導かれるイントロはスローナンバーを連想させますが、そこから一転、スピーディーなナンバーに。ここでの聴き所はウォルター・ベッカーのリード・ギターでしょうか。相変わらずいぶし銀的なプレイに徹してます。サックス・ソロが入ってくる後段からは、フュージョン的な要素も感じられます。
20年経ってもスティーリー・ダンは相変わらず…。でも本作発表から、もう17,8年が経過しているんですね。本作がそれくらい前の作品であるって、全く感じさせません。それにしてもウォルター・ベッカーの死といい、時の流れは早いものです…。
]]>Iron Maiden 「Brave New World」 (2000)http://y240.exblog.jp/26880807/2017-08-10T21:55:00+09:002017-08-10T21:55:46+09:002017-08-10T21:55:46+09:00240_82000
ホントは時系列にアイアン・メイデンを聴いていれば、もっと本作の意義は語れるのですが、その辺り、ちょっと疎いので、あくまでも本作を単体で聴いた感想を綴っておきます。