音楽の杜:2010
2023-07-30T16:05:01+09:00
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50代の洋楽フリーク。AOR、ソフトロック、フュージョン、ハードロック等、よい曲なら何でも聴きまくる雑食派。好きな音楽を徒然なるままに書き綴っていきます。
Excite Blog
Norah Jones「...Featuring」(2010)
http://y240.exblog.jp/17885165/
2012-04-27T21:19:00+09:00
2023-07-30T16:05:01+09:00
2012-04-27T21:20:50+09:00
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2010
私が愛用しているバスは、新幹線のグリーンシート並みの広さと3列シートという快適なもの。かつ4500円という安さ。恐らく連休前で、かつこの広さのバスで、ここまで安いバス会社はないと思います。
さて、今週は素晴らしいアルバムに出会いました。それは今更ですが2010年発表のノラ・ジョーンズの「...Featuring」というアルバムです。ノラのアルバムは過去に「Feels Like Home」(2004)をご紹介してますが、このアルバムはノラ自身が選曲した自身のコラボレーション・アルバムで、デビュー前の2001年から2010年までの様々なアーチストとのコラボ、そして様々な音楽が楽しめます。
ジャケットもキュートで素晴らしいし、珍しく邦題(「ノラ・ジョーンズの自由時間」)もイイ!
1曲目からエルビス・プレスリーのディープなカバーですが、私は②「Virginia Moon」で、このアルバムは素晴らしい!と思ってしまいました。https://www.youtube.com/watch?v=fGSzPwUXees
共演はなんとフォー・ファイターズ。かなりロック調かと思いきや、これがお洒落なボサノバタッチのスィートな1曲。これがあのフォー・ファイターズ?間奏のアコギソロもいいですね~。
ウィリー・ネルソンとのコラボもあります。それが④「Baby It's Cold Outside」。これがまた4ビートジャズっぽくってgood!
https://www.youtube.com/watch?v=0DDaG6ayJPg
1944年にFrank Loesserが作った曲で、もともとはクリスマスソングを意図したものではなかったのですが、近年はクリスマスシーズンによく聴かれる歌のようです。
2人の対話形式のデュエット、実にいいですね~。いろいろな方々がデュエットしておりますが、ここでのウィリーのヴォーカルも生き生きしてますよ。
そして意表を衝くヒップホップ系のラッパーのQティップとのコラボの⑨「Life Is Better」。
https://www.youtube.com/watch?v=bXOYTBF0Ba8
ノラの新境地といったところでしょうか。でもクールな響きの曲調も、なんだかノラのヴォーカルに合ってます。
この曲と⑩「Soon The New Day」のタリブ・クウェリとのコラボはなかなかユニークでいいです。
ベル・アンド・セバスチャンとのコラボ、⑪「Little Lou, Ugly Jack, Prophet John」もなかなか魅力的なナンバー。ベル・アンド・セバスチャンの音楽は、正直、私は聴いたことがないのですが、これはミドルテンポのしっとりしたナンバーで、結構聞かせてくれます。
スチュアート・マードックとのデュエットがいいですね。
私の大好きなナンバーの⑮「Creepin' In」。この曲だけは知ってました。ドリー・パートンとのデュエットで、軽快なカントリーナンバーですね。
アップした映像はライヴ映像なんで、ちょっと音が悪いですが、とにかくドリーの強烈な個性がプンプン漂う映像ですね(笑)。このステージはノラが主役で、ドリーがゲストの筈ですが、なんだか立場が逆転してしまってます。
ドリーは今年66歳。この映像のときはおいくつでしょう・・・。圧倒されます^^。
⑯「Court & Spark」はジョニ・ミッチェルのナンバーですが、完全なジャズですね。
https://www.youtube.com/watch?v=g6OPRtZn9Gs
こちらはなんとハービー・ハンコックとのコラボ。そしてソプラノ・サックスはウェイン・ショーター、ベースはデイヴ・ホーランド。
いや~、すごい面子です。
そして、な、なんとロキシー・ミュージックのカバーです。⑰「More Than This」。
https://www.youtube.com/watch?v=2CQEths2Er0
確かこの曲、ロキシーのヴァージョンが最近CMで使われたような気が・・・。でも完全にノラの世界ですね。
デビュー前のノラ、ですから主役は8弦ギター奏者のチャーリー・ハンター。チャーリーのアルバムにノラが参加した形となってます。
実はノラ・ジョーンズ、日本先行発売でニューアルバム「・・・Little Broken Hearts」を発表したばかりなんですよね。なのに私は今頃、2年前に発表されたアルバムに感動しております(笑)。
オムニバスだから当り前ですが、今まで以上にバラエティに富んでいるので、いろいろなノラが楽しめて、なかなかいいアルバムですよ。
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BUMP OF CHICKEN 「COSMONAUT」 (2010)
http://y240.exblog.jp/16696532/
2011-08-07T10:35:58+09:00
2011-08-07T10:36:47+09:00
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2010
過去、彼等のメジャーデビューアルバム「Jupiter」をご紹介したことがあり、その際にも記述してますが、実は彼等は高校の後輩です(もちろん面識はありませんが)。
私の母校出身者は長島茂雄監督が著名ですが、最近では藤木直人やバンプが出てきて、嬉しい限りですね~。
もちろんバンプを聴き続けているのはそういった縁だけではなく、彼等の楽曲が洋楽ファンの私にも魅力的に思えるからです。以下数曲をご紹介しておきますので、洋楽しか聴いていない方も一度耳を傾けて頂ければ幸いです。
さて本作、オリコンチャート初登場1位を記録しており、②「R.I.P.」、⑦「魔法の料理 〜君から君へ〜」、⑧「HAPPY」、⑫「宇宙飛行士への手紙」の4曲のシングル曲を収録しております。
バンプは独特のメロディと歌詞で、非常にオリジナリティのあるバンドですが、本作では1曲目から変拍子を用いたロックナンバーで、かなり凝った印象を受けます。
その1曲目のナンバーが①「三ツ星カルテット」。ガットギターがフラメンコ音楽を連想させます。緊張感あるナンバーでカッコイイですね。
本作中、異色の歌詞を持つのが④「分別奮闘記」。
はい、ご察しの通り、ゴミの分別の歌です(笑)。でも藤原君は真剣にこの曲をシングル曲として作ったようです。歌詞、すごくユニークです。
敢えて歌詞が出ているPVをアップしておきますが、アレンジも英国の民俗音楽を連想させるバグパイプっぽい音を用いたり、かなり工夫してます。
シングル曲もご紹介しておきます。私の大好きな⑧「HAPPY」。ギターのリフがロックしているナンバー。
間奏の ♪ Happy Birthday ♪ のコーラスは観客と一体になるんでしょうね。
歌詞も素晴らしいし・・・、バンプ、最高ですね。
パンキッシュなバンプがお好みであれば⑥「透明飛行船」なんかどうでしょうか。
楽曲中盤の歌詞に登場してくる宮田公園・・・、佐倉市王子台っていうところにある公園です。確か藤原君の出身地だったと記憶してます。
⑦「魔法の料理~君から君へ~」も好きです。バラードもバンプの魅力ですが、ここでもフォーキーなイントロから、その世界が堪能出来ます。優しい曲ですね。
バンプを聴いたことがなく、ここで初めて聴いた方の感想を聞いてみたいですね(あまり良くなかったですかね??)
う~ん、全曲ご紹介したいところですが・・・、あとはCDを買って聴いてみて下さい(笑)。
デビュー以来、テレビ出演もあまりせず、マイペースな活動を続けるBUMP OF CHICKEN。トイズ・ファクトリーのマーケティングの勝利でしょうか。いや、彼等自身が強烈な個性を持って、自己主張しているのでしょうね。
今後の彼等の活動、ますます期待しております。
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Superfly 「Wildflower & Cover Songs」 (2010)
http://y240.exblog.jp/15260619/
2010-10-09T14:53:00+09:00
2010-10-17T21:05:50+09:00
2010-10-09T14:53:10+09:00
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2010
一応全15曲、ざっとリストアップしておきます。
01.Fooled Around and Fell In Love-Elvin Bishop
02.(You Make Me Feel Like)A Natural Woman-Aretha Franklin
03.Hot‘N’Nasty-Humble Pie
04.(Please Not)One More Time-Roger McGuinn
05.Rhiannon-Fleetwood Mac
06.Honky Tonk Women-The Rolling Stones
07.Bad, Bad Leroy Brown-Jim Croce
08.Heart Of Gold-Neil Young
09.Desperado-The Eagles
10.My Brother Jake-Free
11.Rock And Roll Hoochie Koo-Rick Derringer
12.Late For The Sky-Jackson Browne
13.Piece Of My Heart-Janis Joplin
14.Bitch-The Rolling Stones
15.Water is Wide-Karla Bonoff
どうですか~。とにかく選曲がシブイ。だって1曲目がエルヴィン・ビショップですよ。それから個人的に気になるのが4曲目のロジャー・マッギン。言わずと知れたバーズのリーダーですね。実は私、ロジャーのソロなんて聴いたことがありません(苦笑)。ですからオリジナルを知らないのですが、いいですね。
1曲目のオリジナルバージョンはこんな感じ(↓)の楽曲です。サザンロッカバラード的なアレンジですが、スーパーフライはホーンを豪快に聞かせるアレンジで、更にシブく迫ります。エルヴィンはブルースに根ざしたアーチストですが、もっとブルージーな感じですね。
私の大好きな③「Hot 'N' Nasty」。ハンブル・パイの名曲ですが、スティーヴ・マリオット以上に志帆嬢のヴォーカルがかっこいい。しびれます。コーラスもかっこいいですね~。
アップした映像にノレなければロックファンではありません!
④「(Please Not) One More Time」は前述の通りロジャー・マッギンの楽曲。原曲はロジャーの1974年発表の「Peace on You」というアルバムに収録されているようです。原曲、聴いてみたいですね。
スーパーフライはバックの演奏がロックしているので分かりづらいですが、とても初期イーグルスの香りを感じさせます。もっとカントリーテイストにアレンジすれば、雰囲気はアップすると思うのですが。でもコーラスも爽やかだし、気に入りました!
⑤「Rhiannon」も原曲を知らずに聴いたのですが、聴いてすぐに分かりました。志帆嬢のヴォーカル、スティーヴィー・ニックスにそっくりなんですよ。やっぱりフリードウッド・マックのカバーですね。
あまりにも似ているので、一応原曲もアップしておきます。シャウトの仕方まで真似てますね。
あまりにも某TVドラマに使われて、今やあまりにも有名な洋楽になってしまった⑨「Desperado」。こうした有名な楽曲はあまりアップしたくないのですが、志帆嬢のヴォーカルがあまりにも素晴らしいので、スタジオライヴ映像をアップしておきます。
ちょっとポップな⑩「My Brother Jake」も原曲を知らなかったのです。でもこれがまさかフリーの楽曲だったとは・・・。YouTubeを捜したら、ありますね~。確かにこんなポップな曲をポール・ロジャースが歌ってます。ポール・コゾフもシブくギター弾いてますね。スーパーフライは原曲に忠実に演奏してます。
リック・デリンジャーの名曲⑪「Rock And Roll Hoochie Koo」。スゴイ歌唱力です。
選曲は70年代が中心ですね。ヴォーカルの志帆嬢が1984年生ですから、完全に後追いですが、相当聞き込んでいたんでしょうね。こんなにロックしているこの素晴らしいカバー集は以下の曲で静かにクロージング致します。素晴らしい・・・。
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村田和人 「ずーーっとずっと、夏。」 (2010)
http://y240.exblog.jp/15145699/
2010-09-18T23:24:00+09:00
2020-08-25T19:43:11+09:00
2010-09-18T23:24:31+09:00
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2010
タイトルはズバリ「ずーーっとずっと、夏。」。一瞬タイトル違いではないかと思ってしまいました。それもその筈、1年前に発表された新作のタイトルは「ずーーっと、夏。」でしたから。永遠に夏であって欲しい村田さんの熱い想いが伝わってきます。このアルバムのテーマが「大人のための“終わらない夏”」ですからね。
このアルバムも前作同様に村田さんの打ち込みサウンドが中心。参加ミュージシャンは山本圭右のみ。個人的にはバンドサウンドが好みなのですが、本作でも村田節が随所に炸裂、メロディが良いので、あまり打ち込みサウンドも気になりません。
村田さんのアルバムトップの楽曲はキャッチーでスピーディーな曲が多いのですが、それは本作も同様。①「Life is Fun」はゴキゲンな村田サウンドを聞かせてくれます。
♪ 楽しむ気持ちと ひらめきがあれば 落ち込んでる暇などない ♪
確か村田さん、今年で56歳かと思いますが、年上の方に励まされると勇気が沸いて来ます。こうした人生賛歌は歌っている方も体力を要すると思われますが、その辺、80年代の村田さんと全く変わらない彼がここに居ります。スゴイですね。
小気味いい②「Lost Hero」。聴いているだけでワクワクしてくるメロディは村田さんならでは。初期の重厚なコーラスで聴いてみたい1曲。
ちょっとマージービート調な④「R-134 波浪警報」。134というと彼の名曲「134号ストーリー」が連想されますが、ここでは骨太ロックではなく、軽い目のサウンドが心地よいですね。
「134号ストーリー」、ふと学生時代、逗子から鎌倉へドライブしていく134号線上で、材木座へ続くトンネルを抜ける辺りでこの曲をかけていたのを思い出してしまいました(笑)。
そして134号と来たら鎌倉。⑤「鎌倉散歩」。結婚へ踏み切れない恋人を描いた歌詞と、ノスタルジックなメロディがなんとなく切ないです。風情溢れる鎌倉の街並みと、このメロディがなんとなくぴったり合ってますね。
学生時代、鎌倉の隣、鵠沼へよく行っていた頃を思い出します・・・。
私の大好きな⑧「夏が終わらないうちに」。すっかり村田さんのオリジナルと思っていたら、この曲だけ岡田千秋氏作曲。作詞は平松裕子。正直このお二人、全くどなたか知りません。ネットで調べても手がかりなし。歌詞も楽曲も素晴らしいので気になるお二人です。
聴いてもらえれば分かりますが、この曲、本作中、いちばん村田さんらしい弾け方かもしれません。去り行く夏を惜しむ気持ちを、この立てノリのリズムで弾き飛ばしたい。
⑨「Rin-Tin-Tinいはなれない」。一体Rin-Tin-Tinってなんだろう、最初そう思いましたが、名犬のことらしい。犬を中心に扱った歌は村田さん、初めてでしょうか?
♪ 短いシッポが鼻をくすぐる ♪
愛犬を飼っている私としては非常に共感してしまう歌詞です^^。
Rin-Tin-Tin・・・。昔のアメリカTVドラマですね。でもRin-Tin-Tinのシッポは長いような・・・。
エンディングは二名敦子に提供した「風の街角」のセルフカバー。この名バラードを村田さんはアコギをバックにしっとりと歌い上げます。今更ながら村田さん、歌うまいな~。
この名曲、作詞は吉田美奈子。
今年の夏もまた、村田さんの新作のおかげでしっとりと過ごせそうです。
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