で、今回はジミ・ヘンです。そう、先日新作として発表された「People, Hell and Angels」です。正直ジミヘン・マニアの人にとっては聴いたことのある曲が結構収録されてあるようで、アマゾンでも星一つの評価をされている方もいらっしゃるようです(デモ音楽集と捉えられたようです)。評価は大きく分かれるところですが、私自身はかなり楽しめました。
収録は1968年から1969年にかけて。サードアルバム「Electric Ladyland」あたりからBand of Gypsysを結成した頃の音源でしょうか。初期のジミは荒削りなハードロックという印象が強く、それはそれでいいのですが、段々とファンクの要素が加わってきて、結構それが魅力的だったりします。このアルバムはブルースやファンクを取り入れたジミの音楽が堪能出来ます。私自身はジミの熱烈なファンでもないので、ここに収録されている曲は新鮮な気持ちで聴けました(つまりデモ集的な先入観なく聴けました)。
ちょっと意外だったのは⑤「Let Me Move You」。なんだか怪しげなサックスが鳴ったかと思ったら、強烈なファンクリズムが・・・。いやファンクじゃないですね。60年代前半のR&B、黒人ロックンロール。そしてヴォーカルはジミではなく、サックスを吹いているロニー・ヤングブラッドなる人物。どうもジミはチャス・チャンドラーに見初められる直前、このロニーのバックでギターを弾いていたらしい。曲はカッコいいですが、ジミが敢えて弾く曲でもないですね。
お馴染みとなった達郎氏とのデュエットはエバリー・ブラザーズの⑦「Walk Right Back」。このアルバムの発表以前に、達郎氏とのデュエットで「Let It Be Me」という曲を発表してますが、実はコレもエバリーのカバー。これも良かった・・・。
この選曲の布石となったのが「Let It Be Me」だと思われます。
ブログ仲間のohiroさんにご紹介を受けた「サウンドベイリパブリック金山店」へ行ってきました。
Disk Unionに入ったような錯覚を覚えてしまうような感じ・・・。品数はそれほどでもありませんが、なかなか触手がそそるようなものがありました。購入したものは追ってご紹介したいと思ってます。ohiroさん、有難うございます!
ホント、素晴らしいベスト盤です。
でもテレビ神奈川の「saku saku」に出演していた当時の木村カエラが懐かしい。当時から全然物怖じしない感じだったなあ。
saku sakuの映像もアップしておきます。なんと私の大好きなDAPAPEPEが出演していたんですね(このDPAPEPEの楽曲も大好きなんですよね)。