また暑い夏が来ましたね。夏といえばビーチボーイズ。私は冬でも聴いているくらいのファンなので、夏だからビーチボーイズというわけではないのですが、やはり夏に聴くビーチボーイズ、いいですね。
今回は彼等にとっては異色のアルバム、1969年発表の「20/20」をアップしておきます。
正直、このアルバムは賛否両論あるでしょうね。シングル楽曲が好みなら①~③のみ、ペットサウンズが好みなら⑥⑪⑫辺りでしょうか?
本作は、ブライアン・ウィルソンが当時コカインに溺れて廃人同然の状態にあったことから、他のメンバーが自らの力を結集して制作されたアルバムといえます。ですからジャケはブライアン抜きなんですね。
このバラバラ加減が、本作の評価を落としてしまっている主要因と思われます。
そして本作で一番力を発揮したのがカールでしょう。彼のヴォーカルは本当に素晴らしい。そのカールが最高にいい仕事をしているのが②「
I Can Hear Music 」。これは1966年のロネッツのヒット曲ですが、このオリジナルを数段凌ぎ、ビーチボーイズがオリジナルではないかと思わせるほどの仕上がりになってます。特にイントロの分厚いコーラスと間奏のアカペラ。やはりビーチボーイズはスゴイ。
個人的には、このアルバムはこの楽曲を聴くためにあると思ってます。
それにしてもアップした映像のマイク(右端の人物)、怖いですね。グループ中、一番のお調子者ですので、変人ではないと思うのですが・・・。
最近の映像でCCM系アーチストのKathy Troccoliとのコラボ映像もありましたので、こちらもアップしておきます。なんと元気な最近のブライアン、ブルース、マイク、アル、現役BB全員が居ります!!! アカペラ部分、皆、楽しそうですね~。
他の楽曲では①「Do It Again」ではマイクがブライアンを引っ張り出して、またまたお気楽にカリフォルニア・ガールズを歌っているし、④「Be With Me」ではデニスが壮大な楽曲を作り、頑張ってます。またアルは後にCCRのカバーでも有名なフォークソング⑦「Cotton Fields (The Cotton Song)」をカバーして、アル独特の個性を発揮してます。
メンバーがそれぞれの持ち味を発揮しているのが本作の特徴ですが、私が一番気になっているメンバー、ブルース・ジョンストンは実は本作で初めてオリジナル曲を発表してます。ブルースはもともとはビーチボーイズのメンバーではなく、ブライアンの後釜に入った人物です(恐らく正確にはグレン・キャンベルが後釜に入り、そのグレンの後という形だと思いますが)。
ジャケの写真も心なしか、遠慮気味に写ってますね。
そのブルース、初めてのオリジナル曲が⑥「
Nearest Faraway Place 」という美しいインストナンバー。初めて本作を聴いたとき、実はこのインストナンバーを飛ばして聴いていたのですが、今聴いてみると、実に繊細で美しい曲ですね。ブルースがペットサウンズを意識して作ったらしいですが・・・。
https://www.youtube.com/watch?v=bOsozBlH7ng
⑪「Our Prayer」、⑫「Cabin Essence」は幻のアルバム「Smile」に収録される予定だったナンバー。この「20/20」に収録されるには、あまりにも違和感のあるナンバーで、当初はこの曲の持つ素晴らしさを全く理解できませんでした。2004年にブライアンが
「SMiLE」 を発表したのは記憶に新しいところですが、そのなかに収録されているのを聴いて、初めてそのイノセントな感覚に驚いた次第です。1969年当時、このエンディングトラックの2曲はどう受け止められていたのでしょうね。
全体的にこの「20/20」、キャピタル時代の最後のアルバムということもあり、かなり寄せ集めてきな印象は否めませんが、実は各々の楽曲のクオリティは高いですね。
最後の2曲に感動しつつも、やはり私は①~③、特に②に「音楽の魔法」を感じてしまいます。
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