前回の記事を書いていて、急にレイ・ケネディのMSGにおける映像を見てみたくなり、YouTubeをサーフィンしてましたら・・・、ありました^^。怖いもの見たさとはこのことですね(笑)。
1984年の日本公演のものですが、オフショットもある貴重な映像。噂では、レイは歌詞すら覚えてなかったと酷評されてましたが、ここでは歌詞は暗記しているようです。また歌自体もソウルフルな感じもあり、まあまあです。ただ・・・、このステージ衣装とアクションは、ただただ笑ってしまうばかりです・・・。
本題です(笑)。MSGはアルバムでは「
Assault Attack」と本作であるデビューアルバムが好きですね。
このデビューアルバム、正直、音の作りが薄いというか、ちょっと迫力不足の感もあります。ただし楽曲のクオリティは恐ろしく高いです。後のMSGのステージにおいて、重要な楽曲が並んでおります。
またヴォーカルのGary Barden以外はレコーディングにのみ参加したメンバーです。ベースはMo Foster、キーボードはDon Airey、ドラムスはSimon Phillips。そしてプロデュースはなんとRoger Gloverだったんですね。
①「
Armed And Ready」は、80年代ギターキッズであれば誰でも弾いたリフがかっこいいナンバーで、MSGのコンサートではオープニングナンバーの定番となりました。
私の大好きなMSGでのライブメンバーの映像をアップしておきます。ドラムはもちろん私の敬愛してやまないCozyです。この当時のMichael、あまりにもかっこいいですね。
そしてまたもや名曲②「
Cry For The Nations」。メロウなイントロから一気に爆発するリフはいつ聴いても鳥肌モノです。そしてこのPV、私はこのCozyのスティック捌きにノックアウトされましたね。なぜかギターソロではMichaelにやたらと風があたって髪がなびきすぎてますね。
地味ながらも⑤「
Feels Like A Good Thing」も好きですね。
MSG流ファンクというか、後のエクストリームを彷彿させるナンバーです。間奏ではヴォーカルとギターの掛け合いもあったりして、これまたかっこいいナンバー。
アップした映像はドラムがコージー・パウエルで、非常に強力なナンバーに仕上がってます。
⑥「
Into The Arena」はハードロック界における永遠のインストナンバー。Michaelの才能が凝縮されてます。アルバムの音では迫力不足です。このライブ映像が最高にこの曲を堪能できます。
これまたイントロから鳥肌立ちまくりです(笑)。Cozyのドラムが炸裂、爆音が疾走します。特にイントロと間奏、圧巻ですね~。それにしてもこの曲、一分の隙もありません。Michaelのギターが冴え渡った名曲。
本作はMSGとしてはまだメンバーが流動的な形のアルバムですが、楽曲のクオリティが非常に高いハードロックの名盤ですね。