モンキーズ・ショーのTV終了が1968年3月。翌月発表した5枚目のオリジナルアルバム「The Birds,The Bees and The Monkees」は、彼等としては初めてチャート1位を逃してしまいます。このアルバムもクオリティは非常に高いと思うのですが、TVの影響は大きかったのでしょうね。 その後映画「Head」の制作、アルバム「Instant Replay」の発表等、意欲的な作品を発表していくのですが、TVによって作られたアイドルグループは、一旦人気が下降線を辿ると決して浮上してこないのが世の常です。
一転、これが同じアルバムか?? というくらいムードがガラッと変わり、軽快なブルーグラスが・・・。この曲が60年代のカントリーロックの重要な楽曲のひとつである②「Good Clean Fun」。ここまでフィドルとバンジョーをフューチャーした楽曲は当時あまりなかったでしょう。もちろんバースの「Sweetheart of the Rodeo」という名作が過去にありますが、あちらはかなりカントリー寄り。この「Good Clean Fun」はかなりポップですし、実際シングルカットもされてます。
本作最大のハイライト作品は⑧「Listen to the Band」でしょうね。マイクの独壇場の作品。クオリティという面では、もうこれ以上のものはないという位の名作。ブラスをフューチャーしたロック。間奏の効果的なフェードアウト・フェードイン、エンディングの歓声など、随所に素晴らしいアレンジが光ります。もちろんプロデュース&アレンジもマイク自身。 後にマイクは、自身のバンド、ファーストナショナルバンドでもカントリー風にセルフカバーしております。 サイケなライブ映像をアップしておきます。サイケなライブ映像は1968年のTV「33 1/3 Revolutions Per Monkee」のもの。音が小さいのが難点ですが、段々サイケしていく怖い(??)映像です。
⑪「Oklahoma Backroom Dancer」はカントリー界のスター、Michael Martin Murpheyの作品。「恋の冒険」も彼の作品ですね。マイクとマイケルはモンキーズ結成以前から交流があったらしいですね。