まずは彼等の代表作でもあり、ジョージのスライド・ギター、レオン・ラッセルの印象的なピアノ、そして何と言ってもピート・ハムが生むだす素晴らしい泣きのメロディが美しい⑨「Day After Day」を紹介しないといけませんね。バッドフィンガーの最良の部分がよく現れた名曲です。 添付の映像はジョージやレオンのプレイは聴けませんが、ピートのスライドが聴けます。
このアルバムのトップに収録されているのが①「Take It All」。これもピート作。通常のアルバムのオープニングナンバーはスピード感のある曲が多いと思いますが、これはバラードです。それもピート特有の哀愁感ある名バラードですね。ホントにいい曲を書く人です。ポールのようにもっと押し出しの強い人物であれば、あんなことにはならなかったと思うのですが・・・。
②「Baby Blue」も人気の高いポップナンバーですね。通常はこれがオープニングナンバーに相応しい楽曲と思われますが、やはりピートは①「Take It All」に自信があったのでしょうね。この辺に、実はバッドフィンガーは音楽的に優れたグループであったと思わせます。
⑥「Name of the Game」もいいですね~。ピートの紡ぎだすメロディは、ホントに素晴らしい。ちなみにあの「Without You」はバッドフィンガーのオリジナルで、ピートとメンバーのトム・エバンスの共作。決してニルソンのオリジナルではありません。この名曲は彼等のセカンドアルバムに収録されてますが、あまりにも素晴らしいので映像だけアップしておきます。
30数年前にこのバンドの良さがわからなかったのですね。まさか、50過ぎてから好きなバンドになるとは、なのです。
Iveys 時代の'Maybe Tomorrow ’、前作の'No Dice' も良いですね。あと、Pete Ham のソロ'7 Park Avenue’、'Golders Green ’は、posthumous デモ集ですが、泣かせます。
彼はおそらく70年代でもっとも才能あるシンガー・ソング・ライターの一人であったのだと思いますが、天は味方しなかったのですね。
バングラデシュ・コンサートは高校時代、授業をサボって見に行きました。Leon Russell が仕切っていましたね。
Jesse Ed Davis のギターの音もちゃんと拾っていることをDVDで確認しました。ジェシ・エドは、ECが体調不良で出られないということで、リオンに呼ばれたのですが、ECもなんとか出てきたというわけです。
ビートルズ解散後、アップルでビートルズサウンド(特にポールマッカートニーサウンド)を引き継いだのがこのバンド、というのが私のバッドフィンガー評ですかね。その理由はバッドフィンガー名義での最初の『Magic Christian Music』は、その名のとおり、映画『マジック クリスチャン』のサントラ的もので、テーマ曲「Come and Get it」はポール作、(他に「Carry On Till Tomorrow」(明日の風)も挿入歌), 映画にはリンゴ スターも出演と、ビートルズとべったりの印象をもったからです。