80年代最初のキッスのポップスアルバム 80年代初期にLAメタル、NWOBHMといったカテゴリーのポップ系へヴィメタルバンドが流行りましたが、キッスの本作はその先駆けとなったアルバムかもしれません。当時は不評だったようですが…。
確かに本作に「Detroit Rock City」や「Rock And Roll All Nite」といった本来のキッスサウンドを望んでしまうと、思わぬ肩透かしを食らってしまいます。何といってもプロデューサーはアメリカンポップスの名プロデューサーであるヴィニ・ポンシアですから(笑)。
私のキッス・オンタイムは次作の「エルダー~魔界大決戦」という仰々しい邦題のついたアルバムからですが、本作②「
Shandi 」も微かに記憶に残ってます。
本作のみならず、キッスの作品のなかでも大好きな1曲。あまりにもポップなので、ハードロッカーには敬遠される曲ですが、ポップスとしては超一級品の作品ではないかと思います。
ポール・スタンレーのメロウさが現れた1曲。実際この曲はポールしか参加していない作品のようです。あとドラムのピーター・クリスは本作では1曲も叩いていません。本作発表の1週間後、ピーターの脱退が発表されます。キッスへの参加に意欲をなくしていたピーターは実質は解雇されたような格好ですね。ただ「Shandi」のPV撮影には参加してます。
このPV、本作タイトルをパロディ化したような作品ですね(笑)。しかしこんなポップな曲をジーン・シモンズに舌を出しながらベースを弾かれると、なにか非常に違和感を感じてしまいます(笑)。
本作は往年のキッスのような楽曲というよりも、80年代商業ロック的な音作り、つまりもっとポップなものを感じさせます。特にポールとヴィニ作の⑤「
What Makes The World Go 'Round 」は顕著ですね。
エース作の⑦「Two Sides Of The Coin 」もなかなかのポップナンバー。エースはメンバーの中でもちょっとヴォーカル力は弱いんですけどね。でも個人的には気に入ってます。
ジーンの曲でもかなりポップな曲があります。それがエンディングの⑪「You're All That I Want 」。意外とこの曲も気に入ってます。
さてハスキー・ヴォイスでなかなか味のあるドラマーだったピーター脱退後、実は後にレインボーのドラマーとなるボブ・ロンディネリが後任に決定していたようです。ところがそのボブが、キッス加入を周りに言い触らし、つまり素顔を明かすことに繋がることをしたので、ボブの加入を断念せざる負えなかったんですね。そして加入したのがエリック・カー(エリックは1991年に他界してます)。ちなみに本作と前作でドラムを叩いていたのがアントン・フィグという人物。エースの盟友でもあるのですが、なぜかピーターの後任には選ばれなかったんですね。不思議です。 そしてキッスは混迷の80年代を過ごすこととなります。「Shandi」はそんな時代を迎える直前のキッスの、ポップな最良の面を表しているように思います。
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