先週はZEP再結成の記事に「!」となった方も多いのではないでしょうか?
以下「SANSPO.COM」の記事より引用。
英国の伝説的ロックバンド「レッド・ツェッペリン」の3人が11月26日、ロンドンで、販売元の米レコード会社「アトランティック・レコーズ」の創設者で昨年亡くなったアーメット・アーティガン会長の追悼コンサートを開く。英BBC放送が伝えた。
ボーカルのロバート・プラント氏、ギターのジミー・ペイジ氏と音楽活動をめぐって不仲が取りざたされたベースのジョン・ポール・ジョーンズ氏が顔をそろえるのは実に19年ぶりで、ファンは入場券を求めて早くも熱狂している。
「ヘビーロックのピカソ」(音楽評論家)とも評される同バンドは1968年にデビュー、わずか2年後にはビートルズを押しのけ「ロックの覇王」と呼ばれるようになった。71年の初来日公演は日本人ファンの間で、いまも語り継がれるほど衝撃的だった。しかし80年9月、ドラマーのジョン・ボーナム氏が事故死したため活動を停止。88年に行われた同レコード会社創設40周年の記念コンサートで、残った3人が一緒にステージに立ったことがある。
代表アルバムは「レッド・ツェッペリンIV」「フィジカル・グラフィティ」など。入場券は125ポンド(約2万9000円)、抽選で販売される。
この記事のポイントは2点。
1.ZEP単独のライブではないこと。
2.故ジョン・ボーナムの穴は誰が埋めるのか?
「アトランティック・レコーズ」についてはレココレ2007年3月号に詳しい記事が掲載されてますが、昨年亡くなった創設者アーメット・アーティガンは、父親が外交官であったことから、幼少時代から海外を転々とし、また様々な音楽に接していたようです。
10歳の頃にブラック・ミュージックに憧れ、1947年10月、アーメット24歳の時に、アトランティック・レコードを立ち上げます。私はこの記事を読んだとき、ボンボンお坊ちゃんながらも、実はチャレンジャーな意思を持っていたアーメットに感動したものです。
その偉大なるアーメットの追悼コンサートにZEPが出演する。他の出演者はピート・タウンゼント、ビル・ワイマン、リズム・キングス、フォリナー、パオロ・ヌティーニ等。
この出演者を見て、かつ2の疑問に関連して「おやッ?」と思った方はマニアですね~。
2の回答はジョン・ボーナムの息子、ジェイソン・ボーナムが務める様子。1988年の再結成時もジェイソンがプレイしていたらしいですね。私はジェイソンのプレイを全く知りません。以下はYouTubeの映像ですが、まあ、父親そっくりのプレイをするドラマーなんですね~。
このジェイソン、あのUFOにも在籍していたらしい。そして今はなんとフォリナーに在籍。そうです。このコンサート、ジェイソンはひょっとして掛け持ちですか???
現在のフォリナー、結成当時のメンバーはミック・ジョーンズしかいませんが。写真左から三番目がジェイソン。悪そうな面してます^^。
このドラマーが2世というのは、現在のベンチャーズと同じ構図ですね(笑)。個人的にはクィーンやイーグルスの再結成話と比べると、結構興味あります。