TOTOの弟分、TOTO以上にロックしている名盤私が洋楽を聴き始めたころ、本作①の邦題「ドライヴィング・サタディナイト」がTDKのCMに使われてました。Keaneの演奏シーンが使われたらしいのですが、そこまでは記憶してません。とにかく曲がかっこよく、ずっとまた聴きたいなあと思っていたのですが、長らく聴く機会に恵まれませんでした。
ところがようやく本作がCD化!仕事仲間のケイさんからお借りして、20数年振りに①を聴き返すことが出来ました!ケイさん感謝です!!

Keaneはトムとジョンのキーン兄弟を中心とした4人組。当時トム(Vocal & Keyboard)が17歳、ジョン(Drums)が16歳。凄いイケメン兄弟です。
もっと驚きなのが本作発表以前、1977年と79年にKeane Brothers名義でアルバムを発表してます。こちらはデヴィッド・フォスター・プロデュースのポップス。
本作の魅力は豪快にアメリカンハードロックしているところ。ハードなTOTOに極めて近いです。TOTOのジェフ・ポーカロがジョンのプレイを聴き、舌を巻いたという話は有名ですね。
件のCMソング①「Tryin' To Kill A Saturday Night」がこのバンドの全てを現してます。印象的なピアノのイントロはいつ聴いてもかっこいいですね。シャッフル系のTOTO風ロック。これをAORと呼ぶにはハード過ぎますが、この適度なハードさが心地いいです。
20数年振りの「ドライヴィング・サタディナイト」。相変わらずかっこいい印象は不変です。
②「Bad Little Baby Girl」は「ターンバック」の頃のTOTOに似てます。ライヴ録りしたような迫力。これ、ジョンのドラミングによるものと思われます。ここでのスネア音、妙に迫力があります。ジェフの音に似てますね。手首のスナップが相当効いているんでしょうね。
③「You Got The Better Of Me」まで来ると、もうハードロックですね。トムのヴォーカルもハードロッカーです。この曲、後半のギターリフはTレックスにそっくりですね。♪Get it on♪
本作で人気が高いのが①と⑤「My Special Way」のようです。⑤はバラード。デヴィッド・フォスターがやりそうな甘いバラードですね。
でも私のお気に入りはそういったバラードではなく、やはり本作の特徴であるハードロック調のもの。特に⑦「I Love My Life」はいいですね。
ギターのリフとドラムのスネア打ち、そしてベースの単音ユニゾン弾き。このイントロは典型的なアメリカンロックです。こうした楽曲って、ともすると単調になってしまうのですが、結構アレンジが凝ってます。
本作発表後、Keaneはもう一枚アルバムを発表し、解散。トムはコンポーザーとして、ジョンもスタジオミュージシャンとして活動しているようです。
それにしても①があまりにも印象的ですね。エイディーズ前半をリアルタイムで過ごされた方は懐かしいのではないでしょうか?