J.グレイドン初プロデュース作。超絶ギターソロ収録! 邦楽が続いたので、久しぶりに正統派AORの名盤を紹介します。今更ご紹介するのも恥ずかしいくらいの作品。ジェイ・グレイドンの初プロデュース作としても著名な、スティーヴ・キプナーの「ノック・ザ・ウォールズ・ダウン」です。
参加ミュージシャンはアコースティック・ギターにラリー・カールトン、ドラムスにジェフ・ポーカロ、ベースにデヴィッド・ハンゲイト、キーボードにマイケル・オマーティアン、バックヴォーカルにビル・チャンプリン、トム・ケリー、ボビー・キンボール・・・、いや~凄い面子です。ジェイの人脈ですね。
それから本作はスティーヴの良作に加えて、ジェイのサウンド・プロダクションが強烈です。ジェイ's アルバムと言っても過言ではないですね。
②「Knock The Walls Down」のイントロギターからジェイらしい、独特の音。ジェフのドラムはスネア・ドラムの音がタイトだから、こうしたミディアムテンポの曲にはぴったりです。ちなみに本作⑥「I've Got To Stop This Hurting You」のみドラムは違う人物。明らかにスネアの音が違います。コーラスは旧友ピーター・べケット&JCクロウリー。そうです、プレイヤーの2人ですね。
スティーヴの楽曲の良さが光るのは⑦⑧⑨辺りでしょうか?
⑦「Love Is Its Own Reward」はシングルカットされた曲。ポップな曲ですね。
⑧「Cryin's Out For Love」。これが一番AOR指数が高いかもしれません。スローなシャッフルリズムが心地いいですね。この手のリズムはジェフの十八番。出だし1秒、よく聴いてみると、スネアの擦る音が聞こえます。ジェフはシャッフルのグルーヴ感覚をスネアでうまく表現します。
⑨「Guilty」。スローに始まりますが、実はハードな展開になります。これも撥ねるリズムです。ジェイのワイヤークワイヤー・ギターも全開ですね。そしてスローに・・・。
曲は最終曲、本作の目玉、ジェイの数あるギターソロのなかでもベストトラックの呼び声の高い「The Ending」。もちろん①「The Beginning」と曲は同じでも詞は違うし、この後半部分、1分30秒を過ぎたあたりから始まる超絶ジェイのギターソロが圧巻!!!
このバックでずっと鳴っているコーラスはスティーブの声の多重録音。しかしこのソロ、ホントかっこいい。ギターでもドラムでも若いときは、上手いというのは早弾きや手数の多いもの、という認識でしたが、最近はオリジナリティがあるものが上手いという認識に変わってきました。でジェイはホントオリジナリティが際立ってます。
あのスティーリーダンの「ペグ」のギターソロも、数多くのギターの名手が挑戦しては散っていったのに、ジェイは難なく弾き、採用されたんですね。やはりオリジナリティが大事です。この1分以上続く「The Ending」のギターソロは、そうそう作れないですね。スティーヴ・キプナーは唯一のアルバムである本作発表後、あのオリビア・ニュートン・ジョンのビッグヒット「フィジカル」の作者として名を馳せます(このフィジカル、当初ロッド・スチュアートをイメージして作曲したそうです)。
その後シカゴ、ジョージ・ベンソン、最近ではクリスティーナ・アギレラ等に曲を提供。裏方の道を歩むことになります。上は最近のスティーヴですが、明るい表情ですね。
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