ウエストコーストサウンドの絆を感じさせるオムニバスアルバム
こうした編集アルバムには1,2曲、アルバムを買うまでもないが、気になる曲が含まれているものです。これはいつも行くディスクユニオン(新宿店)で300円で放置されていたもの。

ご参考までに収録曲を以下に記しておきます。
01. オン・ザ・ウェイ・ホーム(バッファロー・スプリングフィールド)
02. ホット・バリット・No.1(フライング・バリット・ブラザーズ)
03. ドクター・マイ・アイズ(ジャクソン・ブラウン)
04. テイク・イット・イージー(イーグルス)
05. ウィリン(リトル・フィート)
06. クライ・ライク・ア・レインストーム(ボニー・レイット)
07. リターン・オブ・ザ・グリーヴァス・エンジェル(グラム・パーソンズ&エミルー・ハリス)
08. 素晴らしき恋(サウザー,ヒルマン,フューレイ・バンド)
09. ホテル・カリフォルニア(イーグルス)
10. イッツ・ソー・イージー(リンダ・ロンシュタット)
11. シンデレラ(ファイアーフォール)
12. ロンドンのオオカミ男(ウォーレン・ジヴォン)
13. この人生に賭けて(ジョー・ウォルシュ)
14. リトル・シスター(ライ・クーダー)
15. アイ・ラヴ・L.A.(ランディ・ニューマン)
これは完全に米国人が編集したものですね。絶対日本人の選曲ではありません。どちらかと言うとカントリー系、フォーク系の音です。
ライナーノーツは各曲の解説、米国人の書いたライナーノーツの訳、対訳とあり、これで300円は明らかにお買い得ですね。
(この日はこれとJ.D.サウザーの「Black Rose」を600円で購入)
このアルバムを通じて感じるのは
絆です。もしくは
縁といってもいいかもしれません。
この周辺のミュージシャンは皆、どこかで繋がってます。
デビュー当時のリンダ・ロンシュタットのバックバンドに、後にイーグルスを結成するグレン・フライ、ドン・ヘンリー、そしてJ.D.サウザーが居たり、その仲間にジャクソン・ブラウンが居たり・・・。
今考えると、すごいメンバーです。

またライナーノーツによると、モンキーズのピータートークのリビングルームで、デヴィッド・クロスビーやスティヴン・スティルス(ピーターの旧友ですね)といった著名人の前で、ジャクソン・ブラウンはデビュー前に演奏して高い評価を受けていたとか・・・。
余談ですが、モンキーズ人脈とLA人脈は全く縁遠いものと思われる方も多いと思いますが、実はこの他にもモンキーズのマイク・ネスミスが、リンダの1967年のヒット曲「Diffrent Drum」を提供していたりと、結構縁が深いのです。
バーズ、バッファロー・スプリングフィールド、リンダ・ロンシュタット、イーグルス、J.D.サウザー、ジャクソン・ブラウン、グラム・パーソンズ辺りがキー・パーソンでしょうか。
孤独であった各々が、段々と集まり合い、お互いを刺激し、ひとつのムーブメントを形成していったのですね。
こうしたことって我々の仕事、もっといえば人生も同じように感じます。自分ひとりでは何も出来ない。だからこそ絆や縁といったものを大切にしていきたいですね。
そんなことを感じながら、このアルバムを聴いてます。