ジャーニーの最も熱い時期のライヴ盤!80年代前半に洋楽を聴いていた方の多くは、ジャーニーの「エスケイプ」「フロンティアーズ」を聞いていたかと思います。
私もリアルタイムに熱心に聴いていた一人。ブログ仲間のよしさんの
記事にもありますが、当時武道館で行われた彼らのライヴがFMで放送され、それをエアチェックし、何回も何回も聴いてました。懐かしいですね。
本作は、「あの当時の音」が詰まった一枚!その日本武道館の音も収録されてます。
1曲目から私の大好きな「Don't Stop Believin'」。名作「エスケイプ」のファーストトラックでもありますね。
ジョナサン・ケインのキーボードのみのバックから、スティーヴ・ペリーのヴォーカル。スティーヴの「二ール!」の掛け声に応じて、二ール・ショーンがギターを刻んでいく、あの瞬間が大好きです。
学生時代、この曲のドラムはよくコピーしました。ドラムスのスティーヴ・スミスはジャズが大好きなだけに、結構凝ったドラミングをします。この曲もトップシンバルのアクセントを巧みに挿入し、タムもパーカッシヴに叩いてますね。
う~ん、いきなり2曲目に「Separate Ways」。
この曲は80年代前半ファンにとっては思い出深い曲ですよね。日本でも当時、かなりオンエアされてました
武道館ライヴではアンコールで演奏していましたね。それをここに持ってくるのはちょっと違和感があります。このトラックは正にその武道館ライヴのものですから。スティーヴが最後に「ココロカラドウモアリガトウ、トーキョー!!!」と絶叫します。
当時もそうですが、この部分、鳥肌モノです。「ココロカラ・・・」という日本語を使うあたり、本当に彼らは親日派でしたね。
⑦「Any Way You Want It」も大好きなナンバー。邦題「お気に召すまま」ですね。
これは「Departure」に収録されていた、超ポップハードナンバー。イントロなしのいきなり強烈なサビで始まるこの曲は、二ール・ショーンのギターソロも豪快で、今聴いても最高のロックナンバー。当時はスティーヴ・ペリーのハイトーンヴォーカルを必死で真似ようと、一緒に歌ってました(が歌えませんでした・・・)。
このアルバムで未だによく聴きかえすのが⑬「Stone In Love」~⑭「Escape」のメドレーで繋がる2曲。「エスケイプ」のなかでもハードな2曲ですね。ハードロックファンにはお馴染みの2曲。特に「Escape」は二ールのギターのリフ、スティーヴのドラム、スティーヴ・ペリーのヴォーカル、どれを取ってもかっこいい。
バンドの一体感が出ている、最高な1曲!!(聴いたことのない方は是非聴いてみて下さい)
武道館ライヴではアンコールで、ケニーロギンスとスティーブ・ペリーのデュエット曲「Don't Fight It」が特別にジャーニーヴァージョンで演奏されましたが、さすがにここでは収録されてませんね。
この当時のジャーニー、ライヴバンドとしても超一流で、音に熱気が篭ってました。この音が今も聴けるとは幸せです・・・。しかしスティーヴ・ペリーのヴォーカルスタイルはワンアンドオンリーですね。