爽やかなコーラスが美しいオージーバンド爽やかな朝。何回も「Reminiscing」を聴いてます。「追憶の甘い日々」と題されたこの曲は、リトル・リバー・バンドの最大のヒット曲ですね。
1978年、AOR全盛期にこの曲は発表され、見事にAORファンを虜にしました。
本作は1983年に発表された彼等のベスト盤。非常に夏らしいジャケットですよね。
最近曲数が追加されて、本作はエクストラ盤と称して新たに発表されているようです。
エイティーズファン必聴の1983年の大ヒット曲「We Two」はエクストラ盤には収録されてますが、私のもっているものには残念ながら未収録です。
サウンド的にはウエストコースト出身と思われますが、リトル・リバー・バンドはオーストラリア出身です。1975年に結成され、翌年にはアメリカへ進出。デビュー曲①「It's a Long Way There」がスマッシュヒットを記録します。
美しく、時に豪快なコーラスワーク、乾いたギター、如何にもアメリカ人好みの曲を演奏するリトル・リバー・バンド。その後もヒット曲を生み出し、1978年には前述の③「Reminiscing」が全米第3位を記録します。この曲はいつもの乾いたギターがメインではなく、洒落たキーボードがメインの、落ち着いたAOR。このコーラスは本当に美しいですね~。名曲!
他にも⑦「Lonesome Loser」、⑪「Lady」等、アカペラコーラスが素晴らしい曲が多いです。
リトル・リバー・バンドは日本では本当に知名度が低いですね。これだけコーラスが美しく、時にメロディアスな曲を奏でるバンドなのに、非常に不思議です。
ちなみに彼等は未だ現役でプレイしております。彼等のオフィシャルサイトを見ると、今もツアーを行っているようです。このコーラスをライブで見たら、鳥肌モノですね~。