クインシー・ジョーンズと組んだGベンソンの大ヒットアルバム食わず嫌いといいましょうか、80年代以降のベンソンは聴く気になれませんでした。商業的な音楽に走ったキワモノ的なイメージがあったのかもしれません。
もともとウェス・モンゴメリーの後継者と目されていたほどの、バリバリのジャズギタリストであったジョージ・ベンソンが、1970年代の名作「Breezin'」で転機を図り、フュージョンがマス大衆に受け入れられるきっかけを作ってくれました。
そもそもこの時点で嫌いになった方もいたかもしれませんね。

本作は、マイケル・ジャクソンの「オフ・ザ・ウォール」で大成功を収めたクインシー・ジョーンズをプロデューサーに迎えた1980年発表の快作。
歌もの、クインシーと聞いただけで、往年のベンソン・ファンは離れるでしょう。でもやはりこれはなかなかの名盤だと思います。
フュージョンの持つ適度な癒し感、スムーズ・ジャズ的なギターソロ、実はなかなかうまいヴォーカル、落ち着いた曲、どれもギリギリ商業的にならずにいるベンソンがいます。(これ以降は受け付け難いアルバムが多いのですが・・・)
曲作りにはクインシーファミリーのロッド・テンパートン、グレン・バラード等が参加。ミュージシャンはルイス・ジョンソン、エブラハム・ラボリエル、ジョン・ロビンソン、ポリーニョ・ダ・コスタ、パティ・オースティン、ジェリー・ヘイ、リー・リトナー、リチャード・ティー等が参加。
ミュージシャン買いしてしまうメンツですね。
本作大ヒット曲はタイトル曲の④「
Give Me the Night」ですが、これは個人的には興味なし。もちろん悪い曲ではないのですが…。
https://www.youtube.com/watch?v=FIF7wKJb2iUやはりAOR乃至フュージョン色の強い曲に惹かれます。
②「
Off Broadway」はジェリー・ヘイ等の軽快なホーンで始まるインストナンバー。ベンソンのギターが軽快にメロディを奏でる、フュージョンポップ的な、なかなかの曲。同じくジェリーヘイが参加したスクエアの「In the Grid」を連想してしまいます。
③「
Moody's Mood」。そのものずばりですね。ナイトミュージック的なメロウな曲。
スキャットが見事なので、実はヴォーカルはアル・ジャロウではないか?と思ってしまいました。パティ・オースティンとのヴォーカルの絡みもいいですね。ベンソンのギブソン的なソロが、ジャージーな雰囲気を盛り上げます。
⑥「Dinorah, Dinorah」はブラジルの作曲家、イヴァン・リンスの作品。
これもインストです。リー・リトナーも一時期ブラジリアンサウンドに凝りましたが、その先駆けではないでしょうか?
フュージョン的なブラジリアンサウンドにはスキャットが欠かせませんが、ベンソンはさらっとやってます(お見事)。これなどはフュージョンですね。
⑩「Turn Out the Lamplight」で本作はゆっくりとクロージング。
メロウなギターはリトナーです。AOR的メロウバラード・・・。贅沢なひととき...。
本作は④「Give Me the Night」の安易なディスコイメージが強いですが、実はAOR・フュージョンアルバムとして良質なものですね。ジョージ・ベンソンのギターも健在です。
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