ザ・バンドの衝撃のデビューアルバム!名盤! ザ・バンドは長いこと苦手でした。もともとポップス好きの私にとっては、せいぜい本作収録の⑤「The Weight」が若干心に留まるくらいで、あとは土臭く、ポップスとは無縁の音くらいにしか思っていませんでしたね。
ザ・バンドは今更説明するまでもなく、1965年からボブ・ディランのバックバンドを務めていた面子で、一人のアメリカ人と四人のカナダ人で構成されていました。
(↓それにしても土臭い風貌ですね)
1966年7月に、たまたまボブ・ディランがオートバイ事故に遭ってしまい、それがきっかけでボブ・ディランは「ウッドストック」に彼等(ザ・バンド)と篭り、共同生活を開始します。
ザ・バンドも相当影響を受けたことでしょう。キャピタルからのレコーディングの話が舞い込み、1968年7月に本作を発表します。
この音、どうでしょう。当時サイケが流行していたと思いますが、それらとは全く無縁のルーツ・ミュージック!当時の流行を追う若者からしたら、全く問題外と思ったでしょう(ちなみにジャケットはボブ・ディラン作)。
しかし本作1曲目の「Tears of Rage」、デビュー作の1曲目にしては、あまりにも重い。この曲はボブ・ディランとリチャード・マニュエルの共作で、そのリチャードのいぶし銀のヴォーカルが渋いです。日本の演歌のような佇まいかもしれませんね。
この作品「娘に反抗された父親」を描いたもので、この渋さがいいと思えたら、本作は「衝撃の名盤」となり得ます。最近縁あり、久しぶりに本作を聴いたら、この1曲目の良さがわかり、私もようやくザ・バンドが好きになった次第です。
ザ・バンドは本作以降、ロビー・ロバートソンが主導権を発揮していきますが、このデビューアルバムではリチャードの作品がバランスよく収録されてます。
楽しげな⑥「We Can Talk」、これまた名唄のバラード⑨「Lonesome Suzie」。
またザ・バンドはリチャード、リヴォン・ヘルム、リック・ダンコの3人のリード・ヴォーカリストが織り成すハーモニーも魅力的ですね。
あと独特のリズム感。リヴォンのドラムによるところが大きいと思われますが、非常にルーズでいてタイトな感覚が堪りません。
当時は本作、それほどヒットしませんでしたが、キンクスのレイ・デイビス、エリック・クラプトン等、業界人には圧倒的な支持を受けます。音楽がどんどん進化していき、ひょっとしたら変な方向へ行っているのではないか?疑心暗鬼な業界人もいたということでしょう。レイドバックした、ともすると時代遅れな音楽、それを原点回帰で真面目に取り組んだザ・バンド。こうした姿勢って現代にも当てはまりますね。
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