決して悲しみのブルースを歌わなかった黒人シンガー 「Loving You」1曲があまりにも有名なミニー・リパートン。それは自分の子供の子守唄であったことは、あまりにも有名ですね。1975年に全米No.1となったこの曲は、終始小鳥のさえずりが聞こえてきますが、これは庭で子守りをしていたシーンを忠実に再現したものです。
本当に見事な曲です。
実は私自身もミニーは「Loving You」しか知らなかったのですが、本作(ベスト盤)を聴くと、なかなか演奏がクロスオーバーしていて非常にいいですね。
確かに「Loving You」の演奏は、優しいアコースティックギターとメロウなフェンダーローズが中心ですが、そのメロウなフェンダーにフュージョンの香りがします。
本作には其々のプレイヤーが掲載されていないので、詳細は分かりませんが、多分ジョー・サンプル、スティックス・フーパー、ラリー・カールトン等のクルセイダーズ組、もしくはスタッフの連中が参加していると思われます。
またライブ音源が3曲収録されてますが、「5オクターブ」の声の持ち主だけあって、如何なくその実力が発揮されてます。パンチの効いたソウルではありませんが、愛らしい声で、観客も沸いている様子がよく分かります。
さてそのミニーですが、改めて申し上げるまでもなく、彼女は1979年7月にガンで亡くなっております。
それ以前、ミニーは1976年に乳がんで乳房除去という悲劇に見舞われますが、それを自ら公表。以降全米ガン協会に加入し、基金を設立して、多くのエネルギーを協会に注いでいきます。
本作には①と⑫にミニーのショウでの語りが収録されてます。特に①では「I'm one of those kinds of persons that much rather look at the glass half full,rather than half empty」というあまりにも有名なセリフが聴けます。
つまり「私のグラスは半分空なのではなく、半分いっぱい」という意味なのですが、これは自分の胸が半分ということと掛けている訳です。非常にポジティブですよね。
こうしたミニーの明るい人柄が多くの人の共感を呼んだのでしょう。スティービーワンダーとの交流は有名ですね。ミニーの亡くなる前日に、スティービーはミニーのために書いた新曲を持参し、お見舞いに行ってます。
本作は単なるベスト盤ではなく、ショウでの語りを含んだ、ミニー優しさが堪能できる素晴らしいアルバムであり、ポジティブにもなれるアルバムです。是非ご一聴ください。
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