現在、ソニーピクチャーズが、なんとYouTubeにて
映画「デヴィッド・クロスビー:リメンバーマイネーム」を無料公開 しております。
この映画は2019年に公開されたデヴィッド・クロスビーに関するドキュメンタリー映画で、タイトルはもちろん彼のファーストソロ「f I Could Only Remember My Name」から取ったもの。
個人的にはあまり彼のことは好きではないので、軽く見るつもりが、ついつい最後まで見入ってしまいました。CSN&Yの中でも、もっともダメな男。それを本人が自覚していることも分かりました。自分で「キレてしまう」ことが悪いと分かっているし、今や(この2019年時点で)ミュージシャンで自分を好いている人間は誰もいない…ということも分かっているクロスビー。ある意味、可愛そうな方でもある。でもやっぱり彼の人間性は好きになれないなあ。あの温厚そうなグラハム・ナッシュまで怒らせてしまったのだから、しょうがない男です。
ということでデヴィッド・クロスビーのソロでもご紹介しようと思ったのですが、やはり彼のソロはどうも私にはフィットせず…。その代わり、CSN&Yの3枚目のアルバム「Looking Forward」をご紹介致します。
90年代、デヴィッド・クロスビーは薬物問題や服役を乗り越えて健康を取り戻したことから、グラハム・ナッシュ、スティーヴン・スティルスの3人(CSN)は、大規模ツアーや2枚のアルバムを発表するなど、活発に活動しておりました。そこにニール・ヤングが合流し、本作が制作されるに至ります。
このアルバム、正直申すと、4人のソロアルバムをそれぞれ聴いているみたいな感じです。これだけ個性の強い4人なので、今更4人の個性がミックスされたバンドサウンドなんか、皆さん期待もしていないでしょう(笑)。 当たり前ですが、4人それぞれが楽曲を持ち寄り、それぞれがリードヴォーカルを務め、ニールとスティーヴンはギターを掻き鳴らし、デヴィッドとグラハムは美しいハーモニーを聞かせる…、ざっくり申すとそんな楽曲が詰まったアルバムです。 まずは一発でスティーヴンと分かるサウンドの①「Faith in Me 」。https://www.youtube.com/watch?v=g4b5cu_pYDE 一瞬ポール・サイモンか…と思わせるようなラテンのリズムを取り入れたサウンド。思えばスティーブンはマナサスでもソロでもラテン風味漂う楽曲をやってましたね。賑やかなパーカッションはルイス・コンテやアレックス・アクーニャ、ジョー・ララといった豪華布陣です。 ニールがソロライブでも演奏していた②「Looking Forward 」。https://youtu.be/CD6_D6sWDmM?si=5KZACewLzCwN88Ig エキセントリックに見えるニールですが、やっぱりこうした楽曲を作れば、彼の右に出るものは居りません。フォーキーで優しいメロディに3人のコーラスが加われば、もう完全にCSN&Yの世界です。 苦手なデヴィッドの作品の③「Stand and Be Counted 」。https://www.youtube.com/watch?v=iWqytRO2dTc これもまたデヴィッドらしい楽曲。信念のために立ち上がり、自分の意見を明確に表明することの重要性を歌っており、ちょっと陰りのあるハードな作りも彼らしい。こういう曲でのスティーヴンのギター、いいですね~。デヴィッドも生き生きしております。 スティーヴン作の⑤「Seen Enough 」はカッコいいブルースナンバーです。アップした映像は2000年2月18日、ハリウッド・センター・スタジオにて、音楽番組「VH1 Storytellers」のために収録したライブの模様。この頃はまだまだ仲が良かった4人(多分)。アコギを掻き鳴らすスティーヴン、エンディングでのアコギによるギターソロも凄い。そしてニールのギターソロも熱い! ここではグラハムとデヴィッドはコーラスに専念。この4人の立ち位置もいいですね~。 エンディングの⑫「Sanibel 」のみ4人以外の作品。https://youtu.be/XBQkJqgxVPw?si=3krVSJVBOtjbCs-d Denny SarokinというSSWの作品。1981年、Dennyは当時付き合っていた彼女から、Sanibel(フロリダ州のメキシコ湾岸にあるバリアアイランドで、世界的に有名な貝殻拾いの名所)の写真付きの別れのポストカードを貰います。それをモチーフにDennyはこの曲を作り、たまたまそれを聴いたグラハム・ナッシュが、自身で歌おうと何度もDennyにアプローチしたものの、上手く行かず、それから18年後にようやくここにカバー収録出来たというもの。 アルバムの最後にこの曲を収録したことで、アルバム自体が引き締まったような気がします。4人の緊張感あるバトルが、ここで和やかに終わるような感じとでもいうのでしょうか。CSN&Yらしいハーモニー、いいですね。 本作でもデヴィッド&グラハムのハーモニーは最高ですね。 映画でもデヴィッド自身、グラハムとの相性は完璧といった趣旨の発言をしておりましたが、晩年の彼は皆を傷つけるような発言をしていたことも事実。この映画を観たからといって、デヴィッドの人間性を肯定する気にもなれず(デヴィッドもそういう意図でこの映画を撮ってもらったわけではない)、ただ愛することに不器用な人間であった、でもそれは自分自身にも当てはまるかもしれない…といったことを思ったりしておりました。
皆さんはこの映画、どう感じたでしょうか。
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