アサイラム クワイア をご存じの方がどれくらいいるでしょうか。
実はこのバンド、レオン・ラッセル とマーク・ベノ のユニットなんです。しかも全くスワンプ臭のしないサイケなサウンド。これは私好み…、でも恐らくスワンプ好きな方からしたら、全くスルーされてしまうアルバムでしょうね。
レオン・ラッセルは当時はスタジオミュージシャンとして活躍し、レッキング・クルーの一員と見做されておりました。マーク・ベノとの出会いの経緯は不明ですが、仕事上で知り合い、意気投合したようです。マークはテキサス出身らしく、後の彼のソロ作品から鑑みても、当時からサザンソウル系のサウンドを演奏していたものと思われますが、なぜか本作ではあまりそのような個性は消されてます。やはり本作はレオン主導の、彼のプロデュース力が試されたようなサウンドに思えます。
うわ~、まさにサイケなジャケ(笑)。でもこれ、当時のオリジナルジャケではありません。実際のオリジナルジャケは以下のもの。全く意味不明です。でもこちらの方はあまり古さは感じさせませんね。
アサイラム・クワイアはレオンとマークの2人のプロジェクトであり、クレジット上は
レオン・ラッセル(ピアノ、ギター、ドラム、ボーカル、トランペット)
マーク・ベノ(ボーカル、ギター、ベース。) となっており、殆どの楽器を二人が担当しております。ただし、資料によっては、他のセッションミュージシャン(ジェシ・エド・デイヴィス、カール・レイドル、ドナルド・"ダック"・ダン、チャック・ブラックウェルなど)の名前が見られますが、恐らく彼等はセカンドアルバムでの参加で、本作はレオンとマークで作り上げたものと思われます。
強烈なスライドギターが…と思ったら、哀愁漂うカントリーロック。ただサビは60年代に流行ったソフトロック風。ちょっとサイケ感覚も混じったようなカラフルなホーンアレンジ。そうです、恐らくサージェントペッパーズからの影響大ですね。マーク・ベノもこんな音楽やっていたんですね。
ちょっとロカビリーの香りがしませんか。アレンジはレオンらしく華々しいものですが、歌い方とか、ちょっとロカビリー風。この曲はマーク・ベノの趣味が反映されているのかなと感じました。こうした曲はモンキーズのアルバムに収録されてそう。レオンもレッキングクルーのメンバーとして、モンキーズのセッションには参加してますしね。
アレンジが凝っている⑤「Indian Style 」。イントロからインディアン・スタイルを彷彿させるビートが…。鬼才レオン・ラッセルのアイデアが詰まった曲。この曲を聴くと、ヴァン・ダイク・パークスを思い出します。レオンのアレンジ能力が随所に発揮された曲ですね(マークの存在感が薄いw)。 このアルバムは全曲、レオンとマークの共作(一部は他の方の共作も有)ですが、特にこの曲はレオンとマークのヴォーカルがうまく絡み合っていると思います。当時のソフトロック、サイケロックを融合したようなポップスですね。
敢えてこのメドレーもご紹介しておきます。⑥「
Episode Containing 3 Songs 」。
https://www.youtube.com/watch?v=anzYiQ02ju8 タイトルの通り、3曲がメドレー形式となったもの。最初はプログレサイケな感じ。これもまた鬼才レオンって感じ。マーク・ベノの色じゃないですね(笑)。電話の呼び鈴とか、結構不気味。最初の曲は「NY.Op」なので、ニューヨークの交換手の話でしょうか。それから突然「Land of Dog」へ。これは聞きやすいソフトロック。それからこれも軽快な「Mr. Henri The Clown」へ。この曲もまたマーク・ベノの色はないかな。唯一、彼の優しいヴォーカルが楽しめます。
結局アサイラム・クワイアは活動休止に。レオン・ラッセルは1969年9月にロンドンでソロアルバムを録音、マーク・ベノも同年末にカリフォルニアで同じくソロアルバムを録音。1970年に二人はソロデビューを果たすのでした。
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