今回もブラックホーク99選からの1枚です。
今年のワールドシリーズ、ドジャースvs.ブルージェイズに夢中だった方も多いのではないでしょうか?
日本の方々は概ねドジャースを応援していたのではと思いますが、ブルージェイズと今回の主役、トニー・コジネクは大いに関係があることをご存じの方は、かなりマニアな方だと思います。
実はトニーはブルージェイズの応援ソング「OK Blue Jays」の作者なんです。曲そのものは1982年に作られたもので、以下はその曲に関するトニーを含めた関係者宛の、2015年のインタビュー記事です。
恐らくカナダの方にとっては、トニー・コジネクとは「OK Blue Jays」の作者であって、こうしたアルバムを発表していたことはあまり知られていないのではないでしょうか。
トニーのデビューはかなり古く、デビューアルバム発表は1969年。本作はあのピーター・アッシャーがプロデュースを務めたセカンドアルバムです。ジャケットで損しているような気がしますね(笑)。
参加メンバーはトニー・コジネク(Vo、G)の他、マリベス・ソロモン(P&Flt)、マーク・ラムス(B)、ラス・カンケル(Ds)の4人のシンプルな演奏が楽しめます。マリベスとマークはカナダで活動していたミュージシャンなので、トニーとは旧知の間柄だったのでしょう。ラスはピーターの薦めでしょうかね。
アルバム1曲目「The World Still」から引き込まれます。
https://www.youtube.com/watch?v=DNVsFBbgwzYちょっと線の細いトニーのヴォーカルと繊細なメロディ。シンプルな演奏なんですが、ドラマティックな展開、途中でリズムチェンジするところなんか面白いですね。ちょっと普通じゃない楽曲。一度聞いたら忘れられない展開。この1曲だけでも妙に印象に残ります。
ちょっと小粋なメロディの③「Bad Girls」。
https://www.youtube.com/watch?v=NmIppzJzqfEトニーのアコギを中心に淡々と弾き語っていきます。ラスのドラムは途中で出てくるバスドラくらい。スネアやハイハットでリズムをキープすることなく、あくまでもトニーのアコギが中心。ユニークなアレンジです。アコギをバックに軽やかに歌い上げるトニー、本作にはちょっとエキセントリックな曲も収録されてますが、こうしたフォーキーな曲調が彼の本来の持ち味かもしれません。フルートはマリベス・ソロモンの演奏。彼女は本来は映画関連の作曲者のようです。
アコギが心地よい、軽快な⑥「48 Desoto」。タイトルは、クライスラー社のデソート部門によって製造された1948年型のデソート(DeSoto)車のことらしい。この曲はシングルカットされたのですが、殆ど話題にならなかったようです。いい曲なんですけどね。コーラスがちょっとビーチボーイズを彷彿させるところなんか、ちょっとチャーミングな一面もあったりして、個人的には大好きな1曲です。
エンディングトラックもインパクトのある⑫「My Cat Ain't Comin Back」。
いきなりドラムをバックにトニーの歌声からスタート。かなりインパクトあります。ラスのドラムが煩いくらいに力強い。これもマリベス・ソロモンの風変わりなピアノが印象的。そもそも曲調が破壊的な感じ(笑)。
なかなか不思議なアルバムです。商業的に売れるような曲はあまり収録されていないのですが、印象に残る曲が散りばめられてますね。
その後、トニーは音楽プロデューサーとして活動する傍ら、ラジオCMやジングル制作、オーディオブックのナレーションも手掛けるなど、幅広い分野で活動されました。
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