今週も暑かったですね…。それにしてもいつまで酷暑が続くのか…。果たして秋は来るのでしょうか。
ということで秋に聴きたくなるザ・バンド。ちょっと先取りして、彼等のアルバムを堪能しております。
ザ・バンドのデビューアルバム「
Music from Big Pink 」、セカンド「
The Band 」があまりにも素晴らしいので、その後の彼等の作品の評価は決して高いものではありません。但し、それは元々ザ・バンドの作品のレベルが高いという前提に立ったものであり、今回ご紹介するこの作品も、素晴らしい作品であることには変わり有りません。
本作は、1971年9月に発表された彼等の4枚目のアルバムです。当時はメンバー間の対立、薬物による影響等により、曲作り自体が困難な状況に陥ることもあったようです。またボブ・ディランのマネージャーとして有名なアルバート・グロスマンが新たに建設したベアズビル・スタジオでの収録は、音作りという意味で手探り状態だったということも影響したかもしれませんね。
プロデュースはザ・バンド。殆どの曲はロビー・ロバートソンの作品です。
ホーンアレンジはニューオーリンズのミュージシャン、アラン・トゥーサン。この1曲だけでも本作の存在価値ってあります。
うねりのあるリズム隊、緻密なアレンジ、そこに絡んでくる豪快なホーンセクション。まさにLife Is a Carnival ! リック・ダンコとリヴォン・ヘルムのツインヴォーカルもカッコいい。この曲でのザ・バンドはまだまだ輝きを感じさせます。
リックがヴォーカルを取る④「Where Do We Go from Here? 」。
ザ・バンドらしい渋い1曲。ファーストやセカンドの流れを汲むような楽曲であり、ザ・バンドの持ち味が生きてますね。ガース・ハドソンが奏でるオルガンが妙に哀愁漂います。
個人的にはヴァン・モリソンとロビーの共作の⑤「4% Pantomime 」が本作のハイライト。
タイトルの「4%」はジョニーウォーカーの赤ラベルと黒ラベルのアルコール度数の差のことらしい。ヴァンはザ・バンドのスタジオにジョニーウォーカーを持参、多分これを飲みながら、半分酔った勢いでレコ―ディングしていたんでしょうね(笑)。 この曲はコクのあるザ・バンドの演奏、3連のリズムワークが実に心地良いのですが、やっぱりリチャードとヴァンの白熱した…というか軽妙な賭け事に関するやり取りが素晴らしい。ここでのヴァンのヴォーカルが歌詞の役にハマりきっている(笑)。ピーター・バラカン氏はここでのヴァンを「ヴァン・モリソンのスタジオ吹き込みの歌唱の最高傑作」と評されてますね。
サイケがかったオルガンとかリヴァーヴをかけたギターの逆回転とか、裏側のサウンドではかなり実験的なことをやってます。チャイニーズ風なサウンドをうまく表現すべく、趣向を凝らしたアレンジしてますね。
ザ・バンドにしてはスピーディな⑨「Smoke Signal 」。
他のバンドならギターを思いっきり歪ませて、もっとロックチューンに仕上げると思いますが、ここでのロビーのギターはナチュラルトーンで随所に風変わりなサウンドを奏でます。リヴォンのヴォーカルもいいですね。 この曲、絶対にライブ映えするだろうなあと思ったら、ライブ映像がありましたので、そちらもアップしておきます。ちょっとアップテンポで、メンバーのノリもいいですね。リズムをグイグイ引っ張るリヴォンのドラムとヴォーカルが圧倒的にカッコいい。この映像を観ると、やっぱりザ・バンドってライブバンドだったんだなあと感じます。
こちらもリヴォンのヴォーカルが光ります。エンディングにかけて、ゴスペルタッチのコーラスが加わってきますが、ここでは当時リヴォン夫人だったリビー・タイタスがコーラスに加わってます。リビーのソロアルバム「
Libby Titus 」はご紹介済ですが、レヴォンと別れた後、ドナルド・フェイゲン夫人となった彼女は、残念なが2024年10月に亡くなられてます。
こうして聞くと、やはり聴き所は随所にあり、それほど悪いアルバムとも思えません。やはりザ・バンドは魅力的ですね。
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