不死身と思われたオジー・オズボーンが亡くなられました。引退ライブを開催したばかりでしたので、あまり調子は良くないとは思っていたものの、かなり唐突な、突然の訃報でした。
私にとって、リアルタイムのオジーは1983年発表の「
Bark at the Moon 」でした。ジェイク・E・リーのトリッキーなギタープレイに感動しまくっていたのですが、その後すぐに後追いでランディ・ローズを知り、1980年発表のオジーの「
Blizzard Of Ozz 」にこれまた感動…。どちらかというと、オジーよりもギタリストに惹かれていたかもしれません(オジーのヴォーカルは当初は馴染めなかったかも)。以降私的ハードロックの名盤は断然オジー&ランディの「Blizzard Of Ozz」なのでした。
でもそこからさらにブラック・サバスまで遡ることはなく(というかダークなイメージのサバスは食わず嫌いでした)、今に至っておりました。
そして今回、オジーの訃報に接し、ブラック・サバスの初期のアルバムをチェックしてみようと思い、数枚聴いてますが、(今更ですが)いいですね…。
ということで今回はブラック・サバスの5枚目のアルバムをご紹介致します。
メンバーはオジー・オズボーン(Vo)、トニー・アイオミ(G)、ギーザー・バトラー(B)、ビル・ワード(Ds)。 驚くべきことにトニー以外の3人は、何度かブラック・サバスを出入りした末、先日の7月5日に開催されたオジー引退コンサートで、20年振りに結集。あとで知ったのですが、このライブ、有料配信されていたんですね。年明けには映画館でも上映されるらしい。恐らくオジーはこの日のために全精力を傾けていたのであろうと想像します。 ブラック・サバスはこの4人で1968年にデビューし、以来4枚のアルバムを発表。そして1973年に発表された本作では、随所に実験的なサウンド、キーボードの大幅な導入等、バンドの意欲的な姿勢が伺える仕上がりとなっております。
前作でアイデアを出し尽くし、枯渇した中で見出したギターリフ…というエピソードがあまりにも有名な①「
Sabbath Bloody Sabbath 」。
https://www.youtube.com/watch?v=cYZE4vKDqzs&t=214s そんな迷いを全く感じさせない力強いギター、そしてちょっとメロウなBメロ、いやコレがサビなのか、掴み所の無い展開ですが、こういう作風もオジーの魅力のひとつ。力強い間奏も素晴らしい演奏ですね。
粘着質なトニーのギター…、タメを効かせたビルのドラミング、ハードロックのお手本のような演奏ですね。 後半、メロディアスなギターに導かれてスピードアップする展開がまた素晴らしい。そしてエンディングはお決まりのような展開。
美しいアルペジオが魅力的な③「Fluff 」、
これがブラック・サバスなのか、と思ってしまう美しいインストナンバーです。ピアノはトニーのプレイ。トニーが自身の結婚式用に作った曲らしい。確かに結婚式のBGMに流れていそうな癒しの1曲。
ハードロック、しかもドロドロしたヘビーなロックが多い本作にあって、一種の清涼剤のような楽曲で、アルバム全体が引き立つ効果をもたらしております。ブラック・サバス、恐るべし。
あのイエスのリック・ウェイクマンが参加しております。実はブラック・サバスはイエスと同じマネージメントオフィスだった時期もあり、60年代後半からオジーとリックは親友だったとのこと。オジーはこの曲を作ったとき、キーボードでやりたいことがあったらしく、それをリックにお願いしたということらしい。
曲は強烈なブギー。軽快なハードロックです。こういう曲でのオジーのヴォーカルも映えますね。リックの弾くムーグシンセとピアノは間奏から。それほど目立つものではないですが、エンディングにかけてはリックのピアノがグルーヴ感を醸し出してます。
ドライブ感が堪らない⑤「Killing Yourself to Live 」。
この曲もギターリフが妙に印象に残ります。やっぱりトニー・アイオミはリフ作りの名手ですね。そしてまたこの曲の展開も一筋縄ではいきません。ちょっと起承転結を感じさせるドラマティックな展開はサバスならでは。
オジーらしいドラマティックな展開。イントロの美しいアルペジオからただならぬ予感が…。随所に登場するストリングスが曲を盛り上げます。 ブラック・サバスってドロドロした楽曲のイメージが強烈にありますが、実は美しいメロディが随所に登場する楽曲が多いんですよね。この曲はその典型です。
オジーのヴォーカルは本当に個性的ですよね。好き嫌いが大きく分かれそうですが、一度馴染んでしまうと病み付きになったりしそうです。そしてブラック・サバスは(今更ですが)いいですね…。
またこの当時のブラック・サバスを聞いて、基本的にオジーは亡くなるまで根っからのロッカーだったんだなあとも感じました。
オジーのご冥福をお祈り申し上げます。
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