GWはやっぱり大滝さん(笑)。特段GWとは脈絡もないのですが、2025年5月号のレココレが「ナイアガラ・レコード50周年」の特集でしたので。
私の社会人生活における初任店の食堂のおばちゃんが、大滝先生の叔母にあたる方でした。「詠一は変わった子だった」と仰ってましたね(笑)。なので勝手に大滝先生には親近感をずっと抱いておりました。
さて、そのレーベルから1975年4月に発表された最初のアルバムがシュガー・ベイブの「
SONGS 」でしたが、その1か月後に発表されたアルバムが本作でした。そう、今月はまさしく50周年、大滝さんにとっては「
大瀧詠一 」に続くセカンドアルバムですね。
1972年12月31日にはっぴいえんどが正式解散後、大滝さんは新たな活動をCMソングの制作に求め、その環境を整えるべく、福生にてスタジオ環境を整えていきます。本作にも収録されている「CIDER'73」から制作がスタートし、CMソング用に楽曲を相次いで制作。 実際にCMに採用された楽曲が増えてきたこともあり、CMソング集のアルバムを発表してくれるレコード会社を探したものの、全く相手にして貰えず、唯一エレック・レコードが興味を示します。そのエレックとの話し合いの中で、どうせならレーベルを作れば…との話の流れで、1974年12月にザ・ナイアガラ・エンタープライズ社を設立致します(ナイアガラとは大滝さんの苗字から取られたものです)。
ちなみにレーベルとは音楽作品を企画・制作する組織で、レーベルが楽曲の原盤制作の費用を負担していた場合は、レーベルがレコード製作者となり、楽曲の原盤権を持つこととなります。大滝さんはデビューアルバムで原盤権を持つ意義を嫌というほど味わったので、話はトントン拍子に進んだんでしょうね~。
デビューアルバムははっぴいえんどの流れを汲むような楽曲と、ノベルティソング的な楽曲が混在しており、それを細野さんが「中途半端、やるならどっちかに徹底した方がいい」と指摘され、はっぴいえんどと同じことをやっても面白くないと考えた大滝さん、このアルバムからの一連のナイアガラ・ソングはノベルティソング的な楽曲に傾斜していきます。
それが逆に商業的には不発に終わってしまうのですが…(苦笑)。確かに今聴いても、これは(一般的には)ヒットしないだろうなあと思います(笑)。
まずは滝の音から始まる①「ナイアガラ・ムーン 」。
この音ですが、山下達郎とスタッフが華厳の滝で収録した音らしい。この音は最後の「ナイアガラ・ムーンがまた輝けば」のエンディングでも流れてきて、ループのように繋がっていく仕掛になってます。山下達郎のストリングアレンジが美しい楽曲。
③「論寒牛男 」、ロンサムカウボーイと読みます。
ここでの細野晴臣と林立夫の強烈なリズム隊が凄い。軽快なロカビリーに乗っかり、鈴木茂のギターソロも見事。この時代のミュージシャンは凄いですね…。
強烈なファンクチューンの⑦「福生ストラット(パートII) 」。
ウルフルズの「大阪ストラット」の元ネタでもあります。ニューオーリンズ・ファンクですね。 1977年6月20日の渋谷公会堂での貴重なTHE FIRST NIAGARA TOURの映像がありました。大滝さんが動いている(笑)。ステージで大滝さんが何かバラまいてますね。その種明かしはなんと動画の一番最後に出てきます!!
このフェンダーローズ…、いいですよね。これは佐藤博のプレイ。それから鈴木茂のスライドと細野&林のファンキーなリズム隊。心地いい。
バディ・ホリーが存命で、今はやりのベイエリアファンクを歌ったらどうなるか…それを具現化した楽曲。大滝さんらしいアイデアです(笑)。
ご存じ三ツ矢サイダーのCMソングの⑪「
CIDER '73 '74 '75 」。
https://www.youtube.com/watch?v=RKwLWR_Tv_w 三ツ矢サイダーはポップス史だと大瀧さんは語っておりました。なぜか。最初に三ツ矢サイダーのCMソングを手掛けたのが御大、三木鶏郎。そしてこれまた御大筒美京、そして大滝詠一と続き、山下達郎、サザンオールスターズへと続きます。今は生田絵梨花・SHISHAMOですかね。ある意味スゴイ歴史を感じさせる三ツ矢サイダー!
原曲は1931年のジャズナンバーの「Got A Date With An Angel」。でも大滝さんのことですからフォー・フレッシュメンのバージョンを聞かれたいたのだろうと思われます。こうした曲でもリズムが凝っているところが「らしい」。こちらも貴重なライブシーンをどうぞ。
ちなみに当初のナイアガラ・レーベルはシュガーベイブ、ココナッツバンク、大滝詠一の3つの駒で廻そうとしていたものの、2つのバンドが敢え無く解散し、スタートから躓いていきます。そしてエレック・レコードの倒産…。
ただナイアガラはその他にもいいアーチストの名盤を輩出しております。例えば1977年6月に発売されたシリア・ポールのアルバム「夢で逢えたら」。シリア・ポールといえば我々世代はダイヤトーン ポップス ベストテンのDJですよね~。懐かしい…。
このアルバムの中のカバー曲「The Very Thought Of You 」で大滝さんはシリアとデュエットしておりますが、なんとこの曲を披露したライブ映像、掲記にアップしたTHE FIRST NIAGARA TOURでの映像ですが、こちらもシャイな大滝さんが素晴らしい。どうぞご賞味くださいませ。
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