2025年2月、実は私がブログをスタートさせてちょうど20年となります。
2005年2月3日、最初の記事はモンキーズの「
小鳥と蜂とモンキーズ 」でした。この時のモンキーズへの気持ち、今も全く変わっていないなあと(笑)。あとここで言及している社長様、もうその会社は倒産してしまっており、彼も今、何をしているのか分かりませんが…。
記録に残しておくということは、その時自分が何を考えていたのか、後で振り返れるわけで、今更ながら意義あることだなあと痛感しております。
今回は20周年という節目であること、前回「Rubber Soul」をリバイスしていたことから、世紀の名盤「Pet Sounds」をご紹介致します。
この「Rubber Soul」を聴いてブライアンは「このアルバムを聴いて僕はノックアウトしちゃったよ。総合的なアルバムでありながら、なおかつ見事な曲が揃っている」と言い、こういうアルバムを作りたいと公言しておりました。
ブライアンはすぐに作詞家としてトニー・アッシャーを引き入れ、1966年1~2月に曲作りに励みます。
そして1966年5月に発表されたのが本作というわけです。
ホントに素敵な邦題ですよね。この曲はブライアンとトニーの共作ですが、後にマイク・ラブが訴訟を起こし、共作者として名を連ねました。エンディングの ♪ Goodnight Baby~ ♪はマイクのリードヴォーカルですが、後にトニーはマイクの貢献はこれくらいだ…といったようなコメントをしておりました。 この曲のキモはやっぱりレッキング・クルーの演奏、特に一発目のハル・ブレインのスネアじゃないでしょうか? ふくよかなビーチボーイズのコーラスに包まれるように暖かいメロディが奏でられる至福の時間。でも演奏は豪快。ハル・ブレイン&キャロル・ケイの素晴らしいリズム隊が為せる技ですね。
難解なペットサウンズにあって、スペクターサウンドを彷彿させるポップなメロディを持つ見事なオープニングです。
崇高なメロディのイントロ。心穏やかになれる、これもまた至福の時間…。
ブライアンの ♪ I wanna Cry~、Ah~Ah~、Ah~ ♪ が愛おしく聞こえます。 自転車のベルと重厚なコーラスの裏に車のクラクッション(笑)。これもまたいろいろな楽器が裏で鳴っていて面白いですね。
マイク・ラヴとブライアンの共作の⑤「I'm Waiting for the Day 」。
https://www.youtube.com/watch?v=SXpcz7lIyyQ ダイナミックな展開がスリリングな私のお気に入りの1曲です。ここではマイク・ラブがベースコーラスで参加。
イントロからゲイリー・コールマンの豪快なティンパニが強烈です。あと一瞬曲のメロディと乖離しているようなレイ・ポールマンのベースラインも印象的ですね。ベースの名手、キャロル・ケイはここでは12弦ギターを担当。ドラムのクレジットはジム・ゴードン。
⑦「Sloop John B 」はオリジナルではなく、トラディショナルソング。
https://www.youtube.com/watch?v=nSAoEf1Ib58 フォークが好きだったアル・ジャーディンがブライアンにカバーするように勧めたもの。この曲は1965年7月にファーストテイクが録られているので、「Rubber Soul」からの影響を受ける前のものなんですね。確かにこの崇高な「Pet Sounds」の中では、思いっきり浮いた楽曲。でも逆に私は中学時代、本作を初めて聴いたときに、この曲だけ理解出来ました(笑)。恐らく多くの方がそうじゃないでしょうか。
アルは当然自分がリードヴォーカルを務めるものと思ったらしいのですが、結局ブライアン(1番と3番)とマイク(2番)がその役を担ってます。 めちゃくちゃポップで親しみやすい曲ですが、随所にビーチボーイズらしい高度なアレンジが施されてます。特にこのコーラス、途中でアカペラも登場しますが、凄いですね…。「Pet Sounds」中、唯一のオアシスといっては言い過ぎでしょうか。
ポール・マッカートニーに「僕はこの曲がたまらなく好きだ」と言わしめた名曲⑧「God Only Knows 」。 ブライアンは自身でこの曲を歌いたかったのですが、この内省的な歌詞にはカール・ウィルソンの声が合っていると理解し、実際カールはこの曲を歌うことで、後に「天使の歌声」とも称されるくらいに実に素晴らしい歌声を聴かせてくれてます。エンディングのブルース・ジョンストンのコーラスも素敵です。そして何といっても間奏の弦楽四重奏とカール、ブライアン、ブルースの三人が織り成すコーラスが素晴らしいですね。 ここまでくるとこの曲は芸術の領域に到達してしまっているように感じます。
イントロからスリリングな展開。オルガンとベースのシンプルな演奏から、突然コーラスとオーケストラが豪快に加わってくるダイナミックなアレンジ。これでもかと畳み掛けてくるようなコーラス。同時期に制作されていた「Good Vibrations」を彷彿させる展開ですね。 私が大好きなパートは間奏部分。リズムの拍子がテンポアップする直前にブライアンの掛け声が聞こえますね。バックの演奏に負けてないアル、ブルース、マイク、カールのコーラスも大好き。
如何でしょうか。やっぱり名盤に相応しい内容ですよね。
村上春樹氏が訳したジム・フジーリ著「
ペット・サウンズ 」を読みながら本作を聴けば、ますますこの作品への理解が深まると思います。
ビートルズの「Rubber Soul」に感化されて作られた「Pet Sounds」ですが、今度は逆にビートルズが「Pet Sounds」に感化されて「Sgt. Pepper」へと繋がっていきます。
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