本作はそのスティーヴ・マリオットがリーダーだったスモール・フェイセズの、全曲オリジナル曲で勝負したサード・アルバムです。ややこしいのはファースト・アルバムも同タイトルなんですよね。なのでこちらは「The First Immediate Album」と呼ばれることもあります。
スモール・フェイセズは元々は1965年にデッカ・レコードからデビューするのですが、デッカとの関係が悪くなり、1967年にイミディエイト・レコードへ移籍します。移籍後に発表されたアルバムが本作。一方、デッカ側も未発表曲集「From The Beginning 」を発表。こちらが先行して発売されたのでセカンド・アルバム扱いとなっております。
ますはオープニング・ナンバーから圧倒的にカッコいい。それが①「(Tell Me) Have You Ever Seen Me」。 https://www.youtube.com/watch?v=uo01hnHoYHw ケニー・ジョーンズの重々しいフロアタム打ちから、スティーヴの軽快なギターとロニーのヘビーなベース、そしてイアン・マクレガンのグルーヴィーなキーボード、どれもが素晴らしい。特にザ・フーのキース・ムーンを思わせるような荒々しいケニーのドラミングは演奏を煽り立ててますね。そして迫力あるスティーヴのヴォーカル。この時代のブリティッシュ系バンドの中でも群を抜くカッコよさです。