トッドは17歳の時に地元フィラデルフィアのバンド、ウッディーズ・トラック・ストップに加入。そこで一緒だったベースのカーソン・ヴァン・オステンと1967年にナッズを結成します。他メンバーはロバート・アントニー(Key/Vo)、トム・ムーニー(Ds)。バンド名はヤードバーズの「The Nazz Are Blue」という楽曲から取られたもの。 ナッズデビュー時は、トッド・ラングレンもそれほど知られた存在ではなかったと思われますが、ナッズの実態はトッドのワンマン・バンドであり、その楽曲のクオリティの高さから、自然とトッドが注目を集めるようになります。
全10曲中、8曲がトッドの作品。他2曲はトッドとメンバーの共作、並びにメンバーの楽曲です。
まずはオープニングナンバーの①「Open My Eyes」からビックリ。イントロがあまりにもザ・フーの「I Can't Explain」ソックリなんですよね。これはもちろん意図的にやっていたことであって、そこが如何にもトッドらしい。それにしてもこの曲のトッドのギターリフはカッコイイ。アレンジもちょっとサイケな感覚が混じりつつも、手拍子を入れたりコーラスが華やかだったりとポップな部分も感じさせる素晴らしい楽曲。
https://www.youtube.com/watch?v=LC1k5ISCCKE トッドのソロアではミディアム・テンポでメロディをもっと浮かび上がらせるようなポップ・アレンジでしたが、こちらの原曲では相当渋いアレンジ(笑)。もっとスローで、かつ「Open My Eyes」のようなザ・フーを彷彿させる荒々しいバンドのイメージとは真逆の、実に繊細な仕上がりとなってます。トッドはもっとポップにやりたかったのかなあ。