たまに聴きたくなるAOR。そんな時は田中康夫著「たまらなく、アーベイン」という本を紐解き、好きな音楽をチョイスします。この本、各曲についての簡単なエッセイが載っており、その選曲はかなりマニアック。田中康夫さんといえば「なんとなく、クリスタル」。映画化もされ、その映画のサントラにはポール・デイヴィスの「I Go Crazy」が収録されてました。もちろん「I Go Crazy」もこの本に記事がしっかり掲載されております。
ちなみにその「なんクリ」のサントラの収録曲にはランディ・ヴァンウォーマー「Call Me」、TOTO「99」、デヴィッド・ポメランツ「The Old Song」、ボズ・スギャックスは「We Are All Aione」「You Can Have Me Anytime」等々が収録されてました。
ということでポール・デイヴィスを久しぶりに聴き返しております。「I Go Crazy」が収録された彼の5枚目のアルバム。このアルバムのジャケット、あれ?、こんな感じだったかなあ。なんかイメージが違います。
と思ったら、日本では1981年に「なんクリ」効果だったのか、ジャケットが差し替えられて発売されてました。また1980年に発表されたポールの6枚目のアルバム「Paul Davis」は、タイトルが「パステル・メッセージ」という意味不明なタイトルに変えられてました。この「パステル・メッセージ」が日本でのデビューアルバムということのようです。ですから本作「Singer Of Songs - Teller Of Tales」は1977年当時は日本では未発売ということですね。
それにしてもオリジナルジャケットは、確かに「I Go Crazy」の世界観とあまりにもかけ離れてますね。ちなみに本作の日本のジャケットのイラストは、ポール・デイヴィスと同姓同名の方が描いたものらしいです。
多くの方が聞き覚えのある①「I Go Crazy」。とにかくその容姿と歌声・美メロのギャップに驚いてください(笑)。あとロック・ファンならこの曲のサビの終わりのメロディが、あるロックバンドのヒット曲と似ていることに気付かれるでしょう。そのヒット曲は1979年12月に大ヒットしているので、「I Go Crazy」が先ですね。
映像を見るにつけ、この甘い歌詞も、この髭オジサンが書いたとは…。
ポール・デイヴィスは元々はカントリー系のシンガーソングライターなんですが、徐々にポップス寄りな曲を発表するようになります。70年代だとEngland Dan & John Ford Coleyみたいな楽曲といえば分かりやすいでしょうか。恐らく硬派な70年代ロックファンからすると、総スカンを喰らってしまいそうな音なんですが(笑)、ポップス好きな私としてはかなり好みな音です。②「I Never Heard The Song At All」なんかはその典型的なサウンド。
☆Mさん、コメント有難うございます。
ポール・デイヴィスはAORで括られてしまうアーチストですが、実態はそれほどAOR色は濃くなく、むしろカントリーポップに近い印象です。
私が洋楽を聴き始めた頃、彼の「'65 Love Affair」って曲がヒットしてましたが、その曲なんかはポップスですね。80年代っぽいポップスですので、機会があれば聴いてみて下さい。
こんばんは。
ポール・デイヴィスといえば・・・「Cool Night」が好きです。
というか、これとその後にヒットした「65 love affair」「Love Or Let Me Be Lonely」の3曲しか知らないのですが・・・。
「I Go Crazy」という曲もタイトルは知っているので、多分耳にしているはずですが、印象に残ってませんでした。
☆実験鼠さん、コメント有難うございます。
80年代に洋楽を聞きかじっていた方々にとっては、やはり「Cool Night」ですよね。私もチャートマニアでしたので、「65 love affair」「Love Or Let Me Be Lonely」くらいしか知らなかったです。
後にAOR好きが高じて、AOR好きならマストアイテムの「I Go Crazy」も知るに至りました。