ご存じのようにジム・クロウチは1973年9月20日、飛行機事故で亡くなられました。享年30歳。実はこの亡くなられた日の翌日に「I Got A Name」は発売予定でした。そしてこの曲が収録された今回ご紹介するアルバムは、亡くなる1週間前にレコーディングが終了したばかりだったんですね。
そもそもジムがメジャーな成功を収めたのは1972年4月に発表されたアルバム「You Don't Mess Around with Jim」から。それまでにマイナーレーベルから2枚のアルバムを発表してますが、商業的に失敗に終わり、メジャーデビューしてようやく成功を掴みます。つまりジムは1年ちょっとしか、成功体験を味わえなかった…ということなんです。
歌詞が素晴らしい①「I Got A Name」は、シングル発表前に公開された映画「ラスト・アメリカン・ヒーロー」の主題歌ですが、この曲はジムの作品ではなかったんですね。作者はロバータ・フラックの「Killing Me Softly With His Song」を書いたCharles FoxとNorman Gimbel。ストリングスをフューチャーした美しいメロディを持つ曲。従来のジム・ファンからは不評だったようですが、アコギがバックでかき鳴らされているところなど、やっぱりジムらしい曲とも思えます。珍しく他人の曲でありながら、やはりジムが歌うとその歌詞に実感が籠ってます。映像で一緒にギターを弾いているのは盟友のモーリー・ミューライゼン。彼もあの飛行機事故で亡くなられております。
☆blackmore1207さん、コメント有難うございます。
米国では知名度そこそこありますが、やはり日本だと、なかなか知らない方も多いかもしれませんね。
1stというとメジャーデビューの「You Don't Mess Around with Jim」の方ですかね?
フォーキーでハートウォーミングな曲がジムの真骨頂でしょうか。あとロックンロールな曲もいいですよね。「Operator (That's Not the Way It Feels)」も大好きな1曲です。是非ジムの世界をご堪能くださいませ!!
以前もコメントしましたが、大学生協の輸入LPセールで、「You Don’t Mess Around With Jim」を入手した頃('74、’75?)、ジム・クローチはよく聴きました。この2作目は所持していません。その後購入したベスト盤CDで、この「I Got A Name」は聴き知っていましたが、ご指摘のような、夢を追い求めて困難に立ち向かい、そして名を得た、あるいはまだ頑張り続けようとしている人への応援ソング的歌だとは、240さんの説明で知りました。そう分かると、彼の優しい歌声がより説得力を感じさせますね。ライブ映像では彼とM.ミューライゼンのギターアンサンブルが、ギター好きには堪りません。