まずはジャズのスタンダートナンバーの①「When The Sun Comes Out」。エラ・フィッツジェラルドやジュディ・ガーランド、バーブラ・ストライザンド等、多くのカバーが存在しますが、ケニーは相変わらず素晴らしいアレンジでこのナンバーを料理してます。ちょっとボッサな雰囲気、間奏のクリス・ポッターのテナーサックスが素晴らしい。この時期に聴くにはぴったりなハートウォームな1曲。
恐らく本作のハイライトは⑧「I've Just Seen A Face」、もちろんビートルズの中期の影の名作「夢の人」のカバー。いや、これはカバーではありませんね。歌詞は確かに「夢の人」だし、メロディも断片的に「夢の人」と分かりますが、ケニーの解釈は実にクリエイティブ。これを超える「夢の人」のカバーは存在しないのではないでしょうか。「夢の人」ってこんなにメロウだったかなあ(笑)。イントロを聴いただけで素晴らしい曲!って感じさせます。そういえば原田知世もこの曲を素敵にカバーしていましたね。
こんにちは。ケニー・ランキンも聴いたことないはずなのに、名前は聞き覚えがあり、「はて、どこで遭遇したのかな?」 と思ってましたが、「Blackbird」のカバーでした。
同じビートルズ(ポール)のカバーでも本作の「I've Just Seen A Face」はほとんど原曲の面影がないですね。辛うじてサビの歌詞を聴いて「カバーだったのか!」と気づくくらいです。