エリック・カルメン率いるラズベリーズのベスト盤
ラズベリーズは私のブログでも
2月20日にご紹介済ですが、大好きなバンドでもあり、再度「ベスト盤」をご紹介したいと思います(それにしても↓このジャケットはよろしくないですね)。

ここ数年「パワーポップ」というジャンルが騒がれてますが、このラズベリーズはその大元と思われます。バンド結成は1971年。ファーストアルバムは1972年にリリースされてます。それから3枚、合計4枚のオリジナル・アルバムを発表。プロデュースはすべて売れっ子ジミー・イェーナー。1975年に解散してます。
エリック・カルメンはご存知ですか?ソロ以降のカルメンは、けだるいポップスを歌うシンガーソングライターになってしまいましたが、このラズベリーズ在籍時のエリック・カルメンは輝いていた。本当に。
エリックはクラシックの影響(特にラフマニノフ)を強く受けたアーチストで、そのセンスがビートルズ、フーといったロックと融合し、センス溢れるパワーポップをラズベリーズでは聞かせます。このベスト盤でいえば⑳「Starting Over」あたりはアレンジにその影響が見られます。ちなみにこの曲、彼等のラストアルバムの最後に収められた恋愛の歌ですが、♪I'd start all over with youとはバンドのメンバーに訴えかけていたのでしょう。
ギター、ドラムは「フー」に近いサウンドで、メロディ・コーラスはビートルズ、ビーチボーイズに近い。ビーチボーイズをぱくったと思われる⑩「Drivin' Around」、⑲「Cruisin' Music」。福山雅治のFM番組のオープニング曲①「Go All the Way」、初のシングルヒット⑤「I Wanna Be with You」、名曲⑥「Let's Pretend」、エリックのカウントで始まるハードな名曲⑪「Tonight」。
日本では知名度が殆どない「ラズベリーズ」。エリック・カルメンの作った曲にはずれはなく、今聴いても刺激的です。是非聴いてみてください(もちろん4枚のオリジナルアルバムも全てお薦めです)。