ちなみに私はママパパで一番大好きな曲が本作に収録されてまして、それが⑦「I Saw Her Again」です。ジョンとデニーの共作。この曲、ミシェルのデニー、ジーンのとの不倫関係からインスパイアされて作った曲らしい。ジョンとデニー、どういう神経しているんだ(笑)。この曲が本作からのファーストシングルですね。
セカンドシングルはキャスをフューチャーした④「Words Of Love」。歌の上手さでは明らかに群を抜いていたキャスのパワフルなヴォーカルが堪能出来ます。またキャスのキャラクターに合わせたような楽曲を作ったジョンのセンスも感じさせます。
このアルバム、ジョンが作るポップスとパパママのコーラスセンス、ダンヒル・ミュージシャン、それからエンジニアとしてのボーンズ・ハウの力量が発揮された名盤。本作からは最後にマーサ&ザ・ヴァンデラスのカバーの⑥「Dancing in the Street」を。ママパパの個性とダンヒル・バンドの個性がぶつかりあった秀逸なカバーです。間奏のオルガンソロはラリー・ネクテル。軽快に踊っているキャス…、微笑ましいです。
ちなみに解雇されたはずのミシェル…、またこのグループに戻ってきます。この辺の心情はよく分かりませんね。しかも4枚目のアルバムタイトルはThe Papas & The Mamas…、とややこしい(苦笑)。
グループは1971年に5枚目のアルバム「People Like Us」(これがまたソウルフルな名盤)を発表後に解散。キャス・エリオットは1974年に心筋梗塞で亡くなります。ミシェルは女優業なんかしてましたが、1976年に発表した「No Love Today」なんかは結構秀逸なMORソングかと。ミシェルって歌が抜群に上手いわけじゃないんですが、こんな歌を歌わせたらいい味出してます。この曲、いい曲だなあと思ったら、ロジャー・ニコルスが作った曲でした。それにしてもやっぱりミシェル、美しいなあ。
ミシェルは、ベリンダ・カーライルの大ヒット曲「Heaven Is A Place On Earth」にコーラスで参加していたりと、その後もボチボチ活動しております。ついでに最近のミシェルが気になり、チェックしていたら、2014年のウィルソン・フィリップスとのコラボ映像がありました。結構ビックリ。なにがビックリって、その容姿の若さ。映像では最初に娘のチャイナ・フィリップスがMCを務めてますが(両脇の2人はブライアン・ウィルソンの娘でしょうか)、ジョンの話なんかもしてますね~。いや~、なんかミシェルって自由人だなあ~。
☆実験鼠さん、コメント有難うございます。
「I Saw Her Again」、ホント大好きなんですよ~。この曲の効き所は、もちろんママパパのコーラスなんですが、よく聴くと、豪快なハル・ブレインのドラミングと、♪ I Saw Her Again ~ ♪と歌われる後ろで鳴っているジョー・オズボーンのベースが素晴らしいのです。ちなみに2分40秒過ぎのエンディング近くで♪ I Saw Her …I Saw Her Again ♪と歌われる部分は、エンジニアのボーンズ・ハウの編集ミス。でもこれが効果的…ってことでこのままにしたとか。