少し早起きして、岐阜の美濃市まで、午前スルーゴルフを堪能してきました。今日のメンバーは会社の同僚。しかもプロ級の腕前の方々。お陰で自分のスコアも久々にまずまずの納得スコアで上がれました。しかし14時前にはもう帰宅出来る環境って、やっぱり名古屋はいいなあ~。
さてさて、今日のチョイスは竹内まりやのベスト&セルフカバー集。正直、今更ベスト盤なんて買いたくもない…っていう主義なんですが、今回のまりやさんのCDには、絶対に聴かなければいけないトラックが収録されているんです。

今回のCDは3枚組と圧倒的なボリューム。Disc1が過去のベスト盤には洩れてしまった名曲。つまり裏ベスト盤とでもいうのでしょうか。Disc2がまりやさんが他のアーチストに提供した楽曲のセルフカバー中心。Disc3が洋楽カバー集。
Disc1では何と言ってもAORファン必聴の⑤「Sweetest Music」が収録されているのが嬉しい。1980年発表の
「Miss M」収録のドライブチューン。もしこの曲を聴いたことがないAORファンがいらっしゃったら是非聴いてほしい!作曲はピーター・アレンですが、ジェイ・グレイドン&デヴィッド・フォスターが参加してます。そしてこのグルーヴ感はジェフ・ポーカロのドラムによるもの。最高な1曲です。
まりやさんの作詞作曲の⑥「Natalie」も大好きな1曲。センチメンタル・ロマンスが演奏に全面参加。いかにも当時のまりやさんらしいカントリーフレイヴァー溢れる英詞の名曲。こんな曲、まりやさんしか作れませんね。
ハイ…、問題のDisc2です!ここに待望のトラックが収録されています。それは岡田有希子に提供した名曲3曲のセルフカバーが収録されているんですね~。まりやさん自身も最も多く楽曲提供しているアーチストが実は岡田有希子でして、彼女の死がまりやさんの心も深く傷つけたことは想像に難くありません。このセルフカバーを収録することも、まりやさんなりの心の整理が付いた証とも言え、実に楽しみにしておりました(あ、当時私は根っからの岡田有希子の大ファンでした…)。
収録されたトラックは⑪「ファースト・デイト」、⑫「恋、はじめまして」、⑬「憧れ」の3曲。⑬は彼女のファースト・シングル。⑫はサード・シングルなので、知っている方も多いかもしれません。ただし⑬はファーストアルバムに収録されていた楽曲で、シングルカットはされておりません。まりやさんが初めて彼女に書いた楽曲とのことですが、当時から私はこの曲が大好きでした。
こちらは岡田有希子メインの「ファースト・デイト」。一部まりやさんのヴォーカルも入っております。これはオリジナルが抜群にいいですね~。
こちらにはDisc2の名曲10曲がエディット収録されてます。「恋、はじめまして」も収録されてますし、軽快な⑤「Hey! Baby」や⑯「MajiでKoiする5秒前」も聴けます。名曲ぞろいですね~。まりやさんの「恋、はじめまして」、10代の女の子の気持ちを歌った曲なのに、60代のまりやさんでも十分OKなところがスゴイ。
01. Hey! Baby (森下恵理への提供曲)
02. ミラクル・ラブ (牧瀬里穂への提供曲)
03. 約束 (中森明菜への提供曲)
04. ファースト・デイト (岡田有希子への提供曲)
05. 恋、はじめまして (岡田有希子への提供曲)
06. 真冬のデイト (森下恵理への提供曲)
07. 夏のイントロ (福永恵規への提供曲)
08. 憧れ (岡田有希子への提供曲)
09. トライアングル (薬師丸ひろ子への提供曲)
10. MajiでKoiする5秒前 (広末涼子への提供曲)
Disc3のビートルズのカバーも大好き。
杉真理さんと松尾清憲さんのコーラスが素敵な③「Tell Me Why」、松尾さんの声がジョンにそっくりな泣きのバラードの⑤「If I Fell」、私のカラオケの定番の⑧「Nowhere Man」等など、ビートルズのアレンジを忠実に再現しておりますね。
あとクリスタル・ゲイルの名曲⑲「Don't It Make My Brown Eyes Blue」やイーグルスの⑳「Tequila Sunrise」(こちらはセンチが演奏してます)、CS&Nの「Southbound Train」等、カントリーやフォークが大好きなまりやさんらしいカバーに感動。私もこのテの音楽が大好きなので…、実はDisc3が一番楽しめたりします。
このボリューム感たっぷりなまりやさんの作品集、実は洋楽ファンも楽しめる1枚となってます。素敵な音楽を有難うございます!