彼らはビリー・プレストンのバンドで修業を積み、1976年にアルバム「Look Out For #1」でデビュー。ファンクとジャズを融合した、洗練された音楽は、多くのファンを惹きつけました。そして1977年「Ride On Time」を発表。前作同様にクィンシー・ジョーンズのプロデュース。参加ミュージシャンも前作同様、凄腕ばかり。ジョージ(G、Vo)、ルイス(B、G、Vo) の他にハーヴィー・メイソン(Ds)、リー・リトナー(G)、デヴィッド・T・ウォーカー(G)、ラルフ・マクドナルド(Per)、デイヴ・グルーシン(Key)…、まあお馴染みのメンバーですね。
まずはオープニングの①「Runnin' For Your Lovin'」。邦題は「愛につっ走れ」ってあります。もっと洒落た邦題をつけられなかったんですかね。ヴォーカルはジョージ。腰の据わったハーヴィーのドラミングとラルフの軽快なパーカッション、豪快なタワー・オブ・パワーのホーン。適度にポップだし、いいですね。
ライヴ映像があったので、こちらをアップしておきます。
本作中、一番軽快なナンバーの②「Free Yourself, Be Yourself」。コレいいですね~。コーラスはフィリーソウルっぽいけど、フュージョン系AORって感じ。しなやかなリズムギターはデヴィッド・T・ウォーカー。
本作からは⑤「Strawberry Letter 23」がヒット。コレ、シュガー・オーティスの1974年にヒット作。原曲はもっとアコースティックで、アーシーな雰囲気。恐らく間奏のギターソロにインスパイアされてカバーしたんだろうなあと。そのギターソロは本作ではリー・リトナーが弾いてます。ルイスのベースも効いてますね~。
ブラジョンの「Right on Time」ですか、懐かしいなぁ!
このアルバムは私にとって思い出深いです。当時ソウル・ファンクはほとんど聞かなかったですが、"Strawberry Letter 23"で初めてといっていいファンク系アーチストに興味を持ってアルバムを聴きました。思いもよらぬ素晴らしいアルバムでした。それ以降もファンク系アーチストのアルバムはあんまり聞かなかったですが、ブラジョンは例外です。