さて、今回は裏方の人ってイメージが強いJ.D.サウザー。実は先々月にも彼のファーストアルバム「John David Souther」 をご紹介したばかり。ついつい彼の曲がいいので、再び登場です。
ひょっとしたらJ.D.、一般的には「You're Only Lonely」の一発屋って思っている方もいるのかもしれません。でも本当は6人目のイーグルスとも呼ばれるくらいにイーグルスを陰で支えたライターであり、ジャクソン・ブラウン、リンダ・ロンシュタットとも交流の深かった、ウェストコーストロック史の重要人物なんです。彼の作品を好んで歌っていたアーチストも多く、玄人好みのアーチストなのかもしれません。
①「Go Ahead And Rain」~ HOME BY DAWN (1984) ②「Faithless Love」~ BLACK ROSE (1976) ③「You're Only Lonely」~ YOU'RE ONLY LONELY (1979)
④「The Sad Cafe」 ~ THE LONG RUN by Eagles (1979) ⑤「Silver Blue」~ BLACK ROSE (1976) ⑥「New Kid In Town」 ~ HOTEL CALIFORNIA by Eagles (1976) ⑦「I'll Take Care Of You」 ~ HOME BY DAWN (1984) ⑧「Little Victories」 ~ THE DISTANCE by Bob Seger & The Silver Bullet Band (1982) ⑨「Prisoner In Disguise」~ PRISONER IN DISGUISE by Linda Ronstadt (1975) ⑩「Best Of My Love」~ ON THE BORDER by Eagles (1974) ⑪「I'll Be Here At Closing Time」~ IF THE WORLD WAS YOU (2008)
なんとイーグルスのカバーが3曲も収録されております。
イーグルスが歌った④「The Sad Cafe」は後期特有のAOR系サウンドが魅力的で、それがどんな仕上がりになったのかというと、ピアノとアコギ、間奏はフリューゲルホルンでしょうか。実にシンプル、かつメロディが胸に染みる仕上がり。
それは⑩「Best of My Love」にも通じます。イーグルスはスィートなアレンジに仕立ててましたが、J.D.はここでも極めてシンプルに歌ってます。通常、こんなシンプルにされてしまうと、ホント味気ないものとなってしまうんですが、J.D.の声がナチュラルで胸に響いてくるし、余計に美しいメロディが引き立って聞こえます。いいですね。
私が大好きなトラックは②「Faithless Love」。リンダ・ロンシュタットもカバーした名曲ですね。J.D.も自身のセカンドで発表してますし、そのオリジナルも素晴らしいのですが、ここでのアコギの弾き語りバージョンも、「Best of My Love」と同様に、美しいメロディが胸に染みます。
そしてディクシー・チックスもカバーした⑦「I’ll Take Care of You」。1984年に発表した自身のアルバム「Home by Dawn」に収録されたバラードで、こちらはオリジナルに近い感じの仕上がり。これもまた美しいメロディなんです。ついでにこのライヴバージョンもアップしておきます。飾りっ気のない、髪がボサボサのJ.D.(笑)。いぶし銀と呼ぶに相応しいヴォーカル。酔いどれ親父って感じでしょうか。味わい深いです。なんだか涙が出そうで…、ちょっと感動してしまいます。
⑪「I'll Be Here At Closing Time」は2008年に発表されたナンバーで、どちらかというと最近(でもないんですが)の曲。でもJ.D.は昔と変わってない。味わい深いナンバーで、J.D.の声も年相応に枯れてきて…。でもその枯れ具合が、こうした曲にぴったり。ジャズバーでじっくり聴いていたい曲ですね。ということでこちらもライブバージョンをアップしておきます。
☆おやぢさん、コメント有難うございます。
J.D.は「You're Only Lonely」だけではもったいないアーチストですよ。特にファースト、セカンドはおススメ。それから本作も。もうAmazon行かれたんですね。若い人が聴くと地味に聞こえるかもしれませんが、歳を取って聴くと、味わい深い声質とメロディが胸に染みますよ。
こんばんは。イーグルスフリークなら誰でも知っているJ.D.。イーグルスの影の参謀と思われてしまうが故、彼のソロは色眼鏡で見られてしまうという、不運な一面ありました。イーグルスの面々からすれば、J.ブラウンと共に敬意を最も表する仲間なのに。
僕は「Black Rose」(名盤!)「You're only lonely」(ヒット作!)「Home by dawn」(渋い!)と聴いてきました。僕が思う彼の数ある魅力のうちの一つは、声質もあると思います。どこか頼りなく、哀愁感じるボイス。ジェームス・テイラーの「Her Town Too」(J.T&J.D&W.ワクテル作)におけるJ.Tとのデュエット。単にハモるというより、これはまさしく声のアンサンブル❗J.Tの、くっきりしたボイスに対し、J.Dの寂しげボイス、本当に素晴らしい!昨晩も就寝前に、二回聴きましたよ。
「Natural History」記事にアップされている曲、堪能しました。240さん、どうしてくれるんですか?また、マストバイになっちゃいましたよ❗(大笑)。
弾き語り系は、特に歌心がないと伝わらないし、メロディに艶というか、その人の個性感じられないと、心が揺さぶられません。アップされている曲を聴いて、J.Dへの昔からの思い入れあるものの、十分、琴線刺激されました。
でもここでのJ.D、声変わりしたかな?それにしても、渋いなぁ。こんなジジイ(失礼)になりたいゼ。