ウェスのオリジナル作品の③「Four on Six」はスリリングなナンバー。印象的なオルガンはロニー・フォスター。私は原曲を全く知らなかったのですが、リーは原曲のイメージをそのまま解釈、かつ更にリズムを強調するようにホーンやオルガンなどを効果的に用いてますね。それが、スリリングな曲調をより引き立たせ、かつ飽きさせないアレンジを施しているような気がします。原曲もアップしておきます。
この当時流行っていた典型的なライト・フュージョンの④「A Little Bumpin'」。リーのオリジナル作品です。こうしたフュージョンはラリー・カールトンにも通じるものがあり、本作発表後、二人は共作を発表することになります。この曲なんかよく聴いてみると、フュージョンとオクターブ奏法って、実に曲調にマッチしたものってことがよく分かりますね。せっかくなのでライヴバージョンをアップしておきます。
本作では異色の⑤「Waiting in Vain」。ボブ・マーレーの名作ですね。ヴォーカルは当時一世を風靡した(今も現役ですね)マキシ・プリースト。もちろんギターはオクターブ奏法でしっかり弾いているのですが、他の楽曲と比べると、なぜこの曲が収録されたのか…。ただレゲエのリラックスしたムードと、オクターブ奏法が実は結構ぴったりだったりするってことを示したかったのかも…と勝手に推測してます。でも個人的にはウェスとリーのオリジナルで本アルバムは固めた方が良かったような気もします。
⑥「Goin' on to Detroit」はウェスのオリジナル作品ですが、全く原曲を知らない私は、これはリーの作品と思ってしまいました。それくらい違和感のない仕上がり。原曲聴いてみましたが、なるほど、フルートとかドラムの音とか、古さは感じますが、曲そのものは「新しい」ですね~。ウェスの他の過去の作品の方が気になってしまいます。原曲アップしておきます。