私の音楽履歴からすると、ロキシー・ミュージック、並びにリーダーの
ブライアン・フェリーの音楽って、ジャンル的には縁遠いものと思ってました。今回縁あり、ブライアンのソロアルバム、名盤「ボーイズ・アンド・ガールズ」を購入。じっくり聴いてますが、80年代ニュー・ロマンティックな香りがプンプン漂い、思いのほかいいですね。

正直に言えば、ロキシー・ミュージックすら、未だにまともに聴いたことがありません。私が洋楽に夢中になった頃、「アヴァロン」が大ヒットしていたので、それくらいは知ってますが、当時はなんだか大人の音楽、インテリア音楽みたいな捉え方をしていたと思います。「アヴァロン」のヒットが1982年。この前年、デュラン・デュランの「プラネット・アース」が大ヒットを記録し、英国バンドを主体としたニュー・ロマンティックというジャンルの音楽が一世を風靡します。ロキシー・ミュージックは彼らの先輩格にあたり、彼らに大きな影響を与えたバンド・・・ですね。
ただ「アヴァロン」というアルバムはロキシー・ミュージックというバンド、というよりブライアン・フェリーとスタジオ・ミュージシャンが作ったような音(スティーリー・ダンに近いイメージでしょうか)であり、バンドとしての意義は見失っていたような状態だったと思われます。そしてその後、ブライアンは1985年に本作を発表するのですが、本作も贅沢の限りを尽くし、腕利きのスタジオ・ミュージシャン達が参加してます。特にギターがいぶし銀的にそれぞれの曲に彩りを添えており、そしてどの曲も効果的にギターが使われてます。
ちなみに参加ギタリストはデヴィッド・ギルモア、マーク・ノップラー、ナイル・ロジャース等。他にドラムはアンディ・ニューマーク、オマー・ハキム、ベースはトニー・レヴィン、マーカス・ミラー、サックスはデヴィッド・サンボーン。但し残念ながら各曲のクレジットがなく、誰がどの曲を演奏しているのか不明なのが残念です。
アルバムトップを飾るのは①「Sensation」。
ブラスバンドの音合わせのようなイントロから、シックばりのギターカッティング(ギターはナイル・ロジャースでしょうか)。複数のギターが絡み合うダンス・チューン。ドラムとベースがファンクしていて心地いいですね。
本作からのファーストシングルが②「Slave To Love」。
間奏のギターソロがキース・スコット(ブライアン・アダムスのバンド・ギタリストです)、エンディングのギターソロが実質ブライアン・フェリー・バンドのギター、ニール・ハバードによるもの。ブライアン・フェリーのアルバムになぜブライアン・アダムスのギタリストが??? 最初は不思議に思ったのですが、本作のミックス担当はブライアン・アダムスでもお馴染みのボブ・クリアマウンテンだったんですね。
こちらは1曲目よりかはファンク色は薄れ、むしろポップな印象。一歩間違うと80年代のチープなニュー・ロマンティック的楽曲なんですが、アレンジが凝ってますね。この曲、112回もミックスを繰り返しているらしいです。
セカンドシングルの③「Don't Stop The Dance」。この曲は当時、日本のCMに使われたような気がします。
ブライアンの妖艶なヴォーカルが、この曲のムードにぴったりですね。アレンジには無駄がなく、適度にポップ、音にも酔いしれてしまいます。ニュー・ロマンティックの究極の形がこの曲のような気がしますね。間奏のサックスソロはデヴィッド・サンボーンでしょうか。
④「A Wasteland」は⑤「Windswept」のプレリュード的な楽曲。ブライアンのヴォーカルの骨格をぼかしたような、すごく環境音楽的な楽曲です。曲としては1分弱しかないのに、次の曲へ繋がる大事な1曲。
個人的に大好きなのが、アナログではB面トップの⑥「The Chosen One」。
イントロからヘビーでタイトなドラム! アンディ・ニューマーク?? オマー・ハキム?? クレジットがないので分かりませんが、スライ出身のアンディのような気もします。そしてここでの聴き所は豪快なチョッパーベース。恐らくこのベースはマーカス・ミラーでしょう。単調なメロディが続く、楽曲なのに、リズム隊、そしてアコギや、心象的なギターも素晴らしい、実にかっこいい曲。
⑧「Stone Woman」は雰囲気がデュラン・デュランの曲にそっくり。なんだか懐かしさがこみ上げてくるような、リズムが強調された80年代ファンクサウンド。
アルバムタイトルトラックでもあり、エンディングトラックでもある⑨「Boys And Girls」。
この曲を聴くたびにドアーズを思い出してしまいます。心象音楽とでもいいましょうか、なかなか表現しづらいですが、こうした音楽を60年代後半に、既にドアーズ、ジム・モリソンはやっていたのですね。気のせいか、ブライアン・フェリーの声もジムを真似しているように聞こえてしまいます。
今までこうした音楽はあまり聴いてきてないのですが、ソウルミュージックを80年代風にアレンジした独特の音楽という感じがして、意外と心地いいんですよね。ロキシーもチェックしてみようと思ってます。
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