今月(4月)のレココレで遅ればせながら、大滝さんの新譜(セルフカバー集)が発売されることを知った次第。即、予約しましたので、こちらの作品は追ってレビューしたいと思ってます。また今月のレココレは、ビーチボーイズの「ビーチボーイズ・パーティ」やピーター&ゴードン、ラズベリーズなんかの記事があったりして、かなり読み応えがありますね。
さて、今回はかなり地味なジーン・クラークのソロアルバムです。ジーン・クラーク・・・、ウエストコーストロックの源流でもあり、フォークロックの祖、ザ・バーズの創業メンバーであり、ファンダーであるロジャー・マッギンと双璧をなす存在であった人物。実際、ザ・バーズ、デビュー前の音源では、ジーンが作った楽曲がメインであったものが、デビュー後は、ロジャーが主導権を握るようになり、結局ジーンは「霧の8マイル」収録後、ザ・バーズを脱退してしまいます。その後ジーンは、1967年にファーストソロアルバムを発表。バンジョー奏者のダグ・ディラードとカントリーロックのディラード&クラーク・エクスペディションを結成したりして、2枚のアルバムを発表するも解散。そして1971年、プロデュースにジェシ・エド・ディヴィスを迎えて、本作を発表します。
本作はフォーキーで素朴な、ジーンの持ち味を生かしたつくりで、随所にジェシのいぶし銀のギターが絡む素晴らしいアルバムです。その最たる例が①「
The Virgin」。淡々としたメロディに、寂寥感漂うハーモニカ、地味ながらも深く絡んでくるジェシのギター。こうした楽曲にはジーンの歌声がぴったり。バーズのアルバムに収録されていても違和感が感じられない楽曲ですね。
本作はアルバムジャケットから連想されるように、別名「White Light」とも呼ばれてます。そのタイトルトラックの③「White Light」はジーンらしい軽快なカントリーナンバー。
カントリー特有のベースラインが心地いいですね。このベースはフライング・ブリトーのオリジナルメンバーだったクリス・エスリッジ。
ジェシのスライドギターが堪能出来る⑤「One In A Hundred」。
メロディはどこか哀愁を感じさせるようなところがあり、そんなところはジーンらしい。本作ではスティーヴ・ミラー・バンドのゲイリー・マラバー(Ds)が参加していますが、そのゲイリーの力強いドラムも楽しめます。なおこの曲は、ジーンの次作「Roadmaster」にも別アレンジで収録されてます。
⑧「Tears Of Race」はザ・バンドの楽曲ですね。
ジェシのアドバイスにより、この曲を収録したようですが、本作に収録されていても違和感は全くありません。ピアノはなんとベン・シドラン! ベンは1969年にスティーブ・ミラー・バンドに加入しており、このあたりの人脈から、このセッションに呼ばれたものと思われます。
エンディングの⑨「1975」はエンディングでのジェシのギターソロが素晴らしいミディアムナンバー。
ナイーブで繊細な声質のジーン。彼が作る楽曲は、そうした自身の声質に合ったような素朴で、繊細な楽曲が多く、根強いファンが多いというのも納得出来ます。
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