本作、実は②「Moondance」が異色のトラックであり、他9曲はスワンプなサウンドなんです。明らかにザ・バンドから影響を受けたようなサウンド…、そして楽器の使い方。アルバムトップの①「And It Stoned Me」から、かなり濃厚なスワンプですね。
それに続くのが前述の「Moondance」。これでジョーカーは出し尽くしたのかと思いきや、キラートラックの③「Crazy Love」が控えております。スワンプ好きであれば、この曲名ですぐピンと来ると思いますが、Rita Coolidgeがカバーした曲です。ヴァンが歌うと余計に心に染みてくるバラードとなりますね。ヴァン、一世一代の名バラード。素晴らしい1曲です。歌詞の ♪ Love Love Love… ♪ ってフレーズは、ドリカムの「Love Love Love」を連想させます(個人的にはドリカムは「Crazy Love」からインスパイアされて作ったのでは??と思ってます)。
もう素晴らしい曲はないだろうと思っていたら、④「Caravan」もまた素晴らしい!これもザ・バンドのような、コクのあるサウンドですが、サビの ♪ La La La ~ ♪ のような一緒に口ずさみたくなるような、ポップな一面もあったり、ヴァンの情熱的なヴォーカルを煽るようなホーンとか、どれも素晴らしいのです。