
グローバルベースな数少ない日本人アーチスト、冨田勲のデビューアルバム。1974年発表。以前から欲しくてヤフオクでチェックしていたのですが、たまたま行きつけの中古CD屋で発見。格安で購入しました。
冨田勲は1973年からシンセサイザーを使った音楽作りを開始し、1974年本作品を発表。当時は米国デビューとなり、、米国ベストセーリング・クラシカルアルバム賞を受賞。またビルボード誌のクラッシック部門において、日本人初の1位を獲得するとともにグラミー賞4部門にノミネートされる。この後名作「惑星」(もちろんホルスト作)を発表し、冨田ブームが巻き起こる。
私は中学時代にこの「惑星」を買い(もちろんレコード)、シンセサイザーが奏でる宇宙感に酔いしれていました。
で本作品はドビュッシー作品で有名な「月の光」「アラベスク第一番」「亜麻色の髪の乙女」等が収録されており、非常に気になっておりましたが、今回20数年ぶりに購入することが出来ました。
1974年発表という古さは全く感じられず、むしろオーディオ環境が良くなればなるほど、冨田作品は「トリップ」できると思います。また本作品はドビュッシーの音楽というより、冨田氏の編曲が冴え渡っていることで、完全な冨田サウンドとなっています。
目玉はやはり⑤「アラベスク第一番」のメロディアスなところでしょうか?メロディがスピーカーを右へ左で飛び交います。
冨田作品は浮遊感を楽しみ、また思索的な時間に聞くといいです。mp3プレイヤーで屋外に持ち出し聞いてみようと思ってます。