皆、デラニー&ボニー・ファミリーなんですね。しかもドラムはジムばかり(笑)。ジム・ゴードンは後にレイラの共作者としても名を馳せたドラマーで、個人的には重々しいドラム・プレイが大好きなんですが、結局不幸な末路を辿ることになってしまいます。もうひとりのジム(ケルトナー)はビートルズ関連のソロアルバムにはよく名前も出てくるドラマーです。そして最後のジム(キャパルディ)はもちろんトラフィックのドラマーで、本作では⑧「Look at You, Look at Me」でデイヴと共作してますね(それ以外はデイヴ単独作品)。恐らく⑧のドラマーだけジム・キャパルディなのでしょうか。
アルバムトップの①「Only You Know and I Know」はオープニングナンバーに相応しい軽快なスワンプ・ナンバー。アコースティックのカッティングが音の素朴さを表してます。そのアコギに絡んでくる粘着質なギターもいい!あとこのモッサリとしたグルーヴ感はジム・ゴードンのドラムだと思われます。軽快なスネアワークもカッコいいですね。
ギターの音色がワウワウを効かせているのか、効果的ですね。この曲と⑥「Sad and Deep as You」は後にトラフィックに復帰した時のアルバム「Welcome To The Canteen」にも収録されてます。トラフィック・ヴァージョンはあまり本作のものと変化はなく、あまり面白味を感じさせませんが。