60年代半ばから後半にかけて活躍したモンキーズは、アメリカのショービズ界がビートルズの対抗馬として作ったという背景があり、その発表された楽曲の多くは、選りすぐりの佳曲が集めれたということもあり、どれも秀逸なものばかりです。
自分達の実力ではないということから賛否両論あるのですが、でもモンキーズを踏み台にしていったアーチストは数多くいる訳で、またメンバーも個性的だったし、個人的には大いに評価しているバンドです(というか私の音楽の原点なので)。
この当時はサイケな音楽が流行る一方、ソフトロックというジャンルの音楽も流行ってました。当然モンキーズも時代を先取りしてそういったジャンルの作品を発表していきました(カントリーロックなんかはモンキーズが先駆者であると確信してます)。
以下アップした2曲は、個人的にはソフトロックの最高峰に位置する作品と思ってます。実はこの2曲、両方共プロデューサーとバックミュージシャンが一緒です。ボーンズ・ハウとレッキング・クルーですね。
ボーンズ・ハウはママス&パパス等ダンヒル系サウンドのエンジニアとして著名な人。そしてレッキング・クルーはドラマーのハル・ブレインを中心にジョー・オズボーンやラリー・ネクテルといった腕利きミュージシャンの集合体で、この頃のヒットミュージックはおおむね彼らが演奏してますね。
なぜかモンキーズとボーンズとのかかわりはこの2曲だけなんですが、その2曲が実に素晴らしい。
1曲目はロジャー・ニコルス&ポール・ウィリアムスの「Someday Man 」をディビーのアルトヴォイスが力強く歌います。イントロからジョー・オズボーンの唸るベースと軽快なハル・ブレインのドラミングが素晴らしい。ホーンアレンジやコーラスも秀逸ですね。
後にポール本人もセルフカバーしてますが、圧倒的にモンキーズ・バージョンが素晴らしいです。この曲はマイク作のシングル「Listen To The Band」のB面として発表されました。
そしてもう1曲はキャロル・キングの「A Man Without A Dream 」。
これはキャロルのシティでも発表されてました。でもやっぱりモンキーズ・バージョンが秀逸なんです。聴いていただければわかりますが、これはディビーのヴォーカルとアレンジ、演奏の勝利ですね。グルーヴ感たっぷりのハルのドラミングとホーン・アレンジ、これらがちょっと哀愁漂うメロディとぴったりです。
こちらも1969年発表のシングル「Tear Drop City」のB面。当時モンキーズの人気は完全に凋落しており、この「Tear Drop City」は黄金期に収録したB級ポップスで、昔の栄光をもう一度・・・がアリアリと分かってしまう選曲が裏目に出てしまったのですが、音楽的なクオリティでいうと、数百倍、こちらが勝ってます。
モンキーズが発表していった作品を聴いていると、つうづく人気(商業的ヒット)と作品のクオリティは比例しないものだと感じます。特に才能豊富なマイクはその辺に相当な不満があったでしょうね。
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