ブルーノートといえばジャズの名門レーベルですが、そのブルーノートも名盤CDを999円で売っていたんですね。いろいろとある中で私が購入したのが、マリーナ・ショウの「Who Is This Bitch Anyway」というアルバム。マリーナ・ショウってあまり意識して聴いたこともなく、このアルバムがどういった内容であるかも全く分からなかったのですが、「Feel Like Makin' Love」が収録されていたこと、デヴィッド・Tやラリー・カールトン、チャック・レイニー等が参加していたこと(このメンバーを見ただけで、音を聴かなくても大体内容が想像できますね)から即購入してしまいました。
このアルバムの中ではやっぱり⑤「Feel Like Makin' Love」が一番有名でしょう。ロバータ・フラックの名曲を、少しだけスローに、少しだけフュージョンタッチにアレンジしてます。バックのミュージシャンは②と一緒です。
本作のプロデューサーはべナード・アイグナー。べナードは「Everything Must Change」の作者として有名で、この曲をクインシー・ジョーンズが気に入り、彼の1974年の名作「Body Heat」に収録。しかもシンガーとしても彼を起用。一躍べナードは注目の的となったのです。
同年に本作のプロデュースをしたり、1978年には日本のアルファからソロアルバムを発表したりしますが、その後の活動はあまりパッしませんね。才能のある方だけに残念。ちなみに当時のアルファのプロデューサーの方のブログがあったので、リンクを張っておきます。
さて、そのべナードは本作では4曲提供。私は⑦「You Been Away Too Long」がお気に入りです。どっしりしたドラムは明らかにハーヴィー・メイソンですね。