山下達郎シアターライヴ 「PERFORMANCE1984-2012」行って来ました~。
わずか1週間の限定公開のためか、意外と公開自体を知らない方も多いことから、恐らく月曜日が一番空いているだろうと思って、先週から月曜日に行こうと決めていたのですが、仕事の都合で断念。
名古屋では上映開始時間は18:30~と微妙な時間。あとにずらせば月末近くなり、ますます行けなくなると腹を括り、火曜日に無理無理時間を作り、行って来ました!
名古屋だから空いているだろうと思い、18時10分頃到着したのですが、なんと既に一番後ろの席しか空いていない状況・・・。名古屋でも達郎さん、人気があったんですね~(笑)。
ということで一番後ろの席から、たっぷり鑑賞しました。
VIDEO
シアター・ライヴって初体験だったんですが、どうノっていいのか分からず、多少戸惑ってしまいましたが、もう最初の3曲から80年代達郎サウンドを支えたリズム隊、青山純&伊藤広規が登場。
青山純さんのタイトなドラムは私、大好きでしたので嬉しかったですね。
個人的には10曲目の「希望という名の光」のMC辺りから完全にスクリーン(ステージ)に釘付け。
達郎さんのMCって面白いんですが、ここでは真面目に震災後、自分に出来ることを語っておりました。なんだかジーンと来ましたね。
そしてこの頃から私はホントにライヴに行っているような感覚に陥っていました。
「アトムの子」では間奏でドラえもんが登場したりして、達郎さんのサービス精神が存分に発揮されてました。青山純さんの後釜ドラマー、小笠原拓海さんも素晴らしいドラミングを披露。そして隣のフリーター然とした私と同年代の彼も、この前のめりなリズムに異様なノリを示し、続く「Ride On Time」で最高潮に達したようでした。そうそう、「Ride On Time」での達郎さんの恒例のアレ、面白かったです(笑)。
この季節にぴったりなエンディングは「さよなら夏の日」。これで私の夏も終わりです、そんな思いにさせてくれました。
この映画、最後の最後まで達郎さんらしいお遊びが織り交ぜております。そのせいか、エンディングロールになっても誰一人席を立つ者は居りませんでした。
そのエンディングロールのBGMは「Your Eyes」。このバラードが流れたら、素晴らしさのあまり金縛りにあったようで立ち上がることなど出来ませんね。
ロールの最後はエグゼクティブ・プロデューサー、石坂敬一氏の名前が・・・。音楽ディレクターとして著名な方ですが、今はワーナーミュージックジャパンの会長兼CEOでしたね。
このシアター・ライヴ、立ち上がって手拍子で体全体でノレないところが欠点ですが、達郎さんのライヴに対する直向きな姿勢、サービス精神溢れるプロミュージシャンであることが伝わってくる素晴らしい映画です。
東京では9月2日まで公開のようです。
学生時代からずっと達郎さん、聴き続けてますがいいですね。ちなみに私が大好きな達郎さんのアルバムは邪道ですが
「Big Wave」 です。
もともとビーチボーイズが大好きだった私は、達郎さんのこのアルバムを聴いて益々ビーチボーイズが好きなったと同時に達郎さんの音楽も敬愛するようになったのでした。そして夏にはこのアルバムを聴くことが、私の習慣になりました。
学生時代の夏、毎週このアルバムを聴きながら海に繰り出したことが懐かしいですね。