1967年発表。ジミヘンデビュー作。私のジミヘンデビューは中学時代。モンタレーポップフェスティバルのライブLPを買ったのが始まりです。当時の印象は「??」。かろうじて「パープル・ヘイズ」がドロドロした感じ(ZEPのデビューアルバムと同じ印象)で、何かいい、ってくらい。
以来ジミヘン=「パープル・ヘイズ」で止まってました。

でこのアルバム。洋楽歴25年、特に60~70年代ロック大好きを自認するものとして、非常に恥かしながら、初めてこの歴史的名盤を聞き通しました。
いきなり1曲目「Foxy Lady」でやられましたね。もちろんこの曲、知ってましたが、リマスターヴァージョンで聞くのは初めてで、「こんなにジミの声がリアル?」でびっくり。またギターもやっぱり、ぶっ飛んでますね
②「マニック・デプレッション」ではドラムのミッチに驚き。なんと手数の多いドラマーか!!⑭「パープル・ヘイズ」でもそうですが、ミッチのドラムはジミの曲にマッチしてますね。
⑨「サード・ストーン・フロム・ザ・サン」のサイケな感じもアルバムのなかに収まるとGOOD。このアルバムで一番お気に入りが⑧「ファイア」。ドライブ感がたまんないね。
という訳でアルバムとしての完成度が高い、やはり歴史的名盤ですね。ちなみに1曲を除いて(「ヘイ・ジョー」)すべてジミのオリジナル。曲の完成度も高い。
(ご存知の方、多いと思いますが、ジミヘンの生涯についてはたくさんの本が出ているので、一度読んでみてください)