こんな名盤が格安で売っていたので、迷いもなく購入しました。これはイーグルス結成の大元となった、有名なアルバムですね。各々の曲にグレンフライ、ドンヘンリー、ランディマイズナー、バーニーレドンが参加してますし(一同全員が揃った曲はないが)、JDサウザー、マイケルボッツ(確かブレッドのメンバー)、プロデューサーはジョンボイランと、当時のウエストコーストオールスターズが勢揃いしてます。

楽曲はカントリーロック。イーグルスのファーストより、もっとカントリーしてます。
もともとモンキーズのマイクネスミスが私は大好きなので、この手の音楽も大好きですね。ちなみにリンダは1967年にマイクネスミスの楽曲を歌い、ヒットさせてます。カントリーロックというとバーズ、リンダロンシュタット、イーグルスが広く語られますが、私はマイクの功績も大だと思ってます。余談ですがこのアルバムの⑥「アイ・フォール・トゥ・ピーセス」は同時期にマイクもカバーしてます。
このアルバムの話しですが、聞いていて、ふとノラ・ジョーンズを思い出しました。もちろん全然ジャンルも違いますが、「癒し」という概念で捉えると、結構同じフィールドではないでしょうか?時がゆっくり流れていくような、そんなノスタルジックなカントリーアルバムです。この後、リンダはどんどん商業化されていきますが、(それはそれで良しとして)これはイーグルス・リンダの大成功前夜の貴重な記録だと思います。