フュージョン、ジャズ界の大御所、パット・メセニー。私はどちらかというとアヴァンギャルド的なパットよりもオーソドックスなラリー・カールトンが大好きでしたので、パットのアルバムはそれほど聴きこんで来ておりません。 ただ彼の疾走感あるギターは大好きで、ちょうど1年位前、名古屋へ旅立つときに書き込んだSiljeというアーチストの 「Tell Me Where You're Going」のパットのギターソロが特に好みでした。
私は学生時代、何度かパットのアルバムに挑戦したのですが、たまに収録されている実験的な音楽について行けず、その都度ギブアップしておりました。 ずっと後追いフォローだったのですが、リアルタイムにパットのアルバムを聴いたのは16年前。神戸に住んでい頃で、当時発表されていた「We Live Here」のパットの世界に感動し、これを聴きながらよく六甲ドライヴへ行ったものです。
パットのギターシンセの音色に多くのギターキッズが興味津々だったはず。その代表作といえるのが②「Are You Going With Me」。この静寂感・・・、不思議な世界観漂う楽曲です。心象音楽とでも云えるかもしれません。 アップした映像でパットのギターシンセが暴れだすのは4分過ぎから。前半は女性ヴォーカルをフューチャーした神聖な雰囲気で曲は淡々と進んでいきます。
☆♪ゆりあん♪さん、コメント有難うございます。
スティル・ライフ、1987年発表の作品ですね。パットの音は独特ですから、すぐ分かりますね。あの疾走するような爽やかなギターは、好きになると病みつきになると思います。
記事中にリンクしたセリエ(セリア)の「Tell Me Where You're Going」って楽曲も素晴らしい出来ですよ。