金澤さんのブログをチェックしていたところ、私が敬愛する村田和人氏の新作が発表されていることを知り、久しぶりに新作CDを購入しました。
タイトルはズバリ「ずーーっとずっと、夏。」。一瞬タイトル違いではないかと思ってしまいました。それもその筈、1年前に発表された新作のタイトルは
「ずーーっと、夏。」でしたから。永遠に夏であって欲しい村田さんの熱い想いが伝わってきます。このアルバムのテーマが「大人のための“終わらない夏”」ですからね。

このアルバムも前作同様に村田さんの打ち込みサウンドが中心。参加ミュージシャンは山本圭右のみ。個人的にはバンドサウンドが好みなのですが、本作でも村田節が随所に炸裂、メロディが良いので、あまり打ち込みサウンドも気になりません。
村田さんのアルバムトップの楽曲はキャッチーでスピーディーな曲が多いのですが、それは本作も同様。①「Life is Fun」はゴキゲンな村田サウンドを聞かせてくれます。
♪ 楽しむ気持ちと ひらめきがあれば 落ち込んでる暇などない ♪
確か村田さん、今年で56歳かと思いますが、年上の方に励まされると勇気が沸いて来ます。こうした人生賛歌は歌っている方も体力を要すると思われますが、その辺、80年代の村田さんと全く変わらない彼がここに居ります。スゴイですね。
小気味いい②「Lost Hero」。聴いているだけでワクワクしてくるメロディは村田さんならでは。初期の重厚なコーラスで聴いてみたい1曲。
ちょっとマージービート調な④「R-134 波浪警報」。134というと彼の名曲「134号ストーリー」が連想されますが、ここでは骨太ロックではなく、軽い目のサウンドが心地よいですね。
「134号ストーリー」、ふと学生時代、逗子から鎌倉へドライブしていく134号線上で、材木座へ続くトンネルを抜ける辺りでこの曲をかけていたのを思い出してしまいました(笑)。
そして134号と来たら鎌倉。⑤「鎌倉散歩」。結婚へ踏み切れない恋人を描いた歌詞と、ノスタルジックなメロディがなんとなく切ないです。風情溢れる鎌倉の街並みと、このメロディがなんとなくぴったり合ってますね。
学生時代、鎌倉の隣、鵠沼へよく行っていた頃を思い出します・・・。
私の大好きな⑧「夏が終わらないうちに」。すっかり村田さんのオリジナルと思っていたら、この曲だけ岡田千秋氏作曲。作詞は平松裕子。正直このお二人、全くどなたか知りません。ネットで調べても手がかりなし。歌詞も楽曲も素晴らしいので気になるお二人です。
聴いてもらえれば分かりますが、この曲、本作中、いちばん村田さんらしい弾け方かもしれません。去り行く夏を惜しむ気持ちを、この立てノリのリズムで弾き飛ばしたい。
⑨「Rin-Tin-Tinいはなれない」。一体Rin-Tin-Tinってなんだろう、最初そう思いましたが、名犬のことらしい。犬を中心に扱った歌は村田さん、初めてでしょうか?
♪ 短いシッポが鼻をくすぐる ♪
愛犬を飼っている私としては非常に共感してしまう歌詞です^^。
Rin-Tin-Tin・・・。昔のアメリカTVドラマですね。でもRin-Tin-Tinのシッポは長いような・・・。
エンディングは二名敦子に提供した「風の街角」のセルフカバー。この名バラードを村田さんはアコギをバックにしっとりと歌い上げます。今更ながら村田さん、歌うまいな~。
この名曲、作詞は吉田美奈子。
今年の夏もまた、村田さんの新作のおかげでしっとりと過ごせそうです。