とってもジャージーで、本来のケニー節が堪能できる③「Lost up in Loving You」。ケニーを愛する方々の多くは、この曲が好きだと仰りますね。この曲、一般的にはポップでもないので見過ごしがちですが、やっぱりこのジャージー感覚、音楽に身を委ねてしまいたくなる感覚がこの曲の良さだったりします。 なんと昔の映像がありましたので、アップしておきます。
私の大好きなジョン・セバスチャンのカバー、⑤「She's a Lady」。これはケニーのギターソロだけで展開されていきます。やっぱりケニー、ギターの名手ですね。エンディングのケニーのヴォーカルの余韻が素敵です。
⑧「Up from the Skies」はなんとビックリ、ジミ・ヘンドリックスのカバーです。ケニーとジミヘン、全く異色の取り合わせです。ただ金澤さんのライナーノーツによると、ケニーとジミヘンは一度だけ一緒にプレイしたことがあるそう。 私はジミヘンの原曲は知らずにこの曲を聴いたのですが、ケニーらしいちょっとジャズ風のツービートソングで、ジョン・セバスチャンなんかが好みそうな、ケニーオリジナルの楽曲??と思ったものです。実際にジミヘンのバージョンを聴いてみると、ワウワウの効いたギターはジミヘンですが、楽曲はやっぱりツービート的なもので、ジミヘンの楽曲のなかでも異色の曲なのかもしれませんね。