T.Rexというと「Get it on」、それもパワーステーションが演奏したヴァージョンで、その存在を知り、後追いで知ったのですが、その強烈な印象しかなく、ましてやオリジナルアルバムなど聴いたことがありませんでした。
そんなT.Rex音痴な私ですが、今回たまたま彼等の代表作である「The Slider」を聴き、改めてマーク・ボランの強烈な個性に今更乍ら惹かれるものを感じました。
この「The Slider」は、T.Rex名義となって3枚目のオリジナルアルバムで、グラムロックブームの真っ只中に発表された彼等の代表作といえます(というかコレしか聴いたことがないのですが^^)。
ジャケ写真はリンゴ・スターが撮影したとの専らの噂ですが、どうもプロデューサーのトニー・ヴィスコンティが撮影したもののようです。そのトニー、オーバー・プロデュースと思ってしまうくらいにT.Rexサウンドに貢献してますね。
さてこのアルバムの軽快に始まるオープニングナンバー、①「
Metal Guru 」、実は大好きな曲だったんです。冒頭のとおり、T.Rexのイメージは、あの強烈なボラン・ブギー・スタイルであって、この超ポップな「Metal Guru」ではありません。ですからFENからこの曲が流れてきたとき、これがT.Rexの楽曲とは思いませんでした。確かしばらくはT.Rexの曲とは気付かなかったと記憶してます。
タイトルトラックの④「
The Slider 」。
これですよ、コレ、まさにボラン・ブギーの極み。この怪しげなヴォーカルに、ブギーなギター、随所に出てくる不気味コーラス(笑)。これがT.Rexの世界ですね。 ちょっと妖艶で怪しげな印象を押し進めた印象の⑦「Buick Mackane 」。
これはガンズ・アンド・ローゼズもカバーしてましたね。 グラム・ロックって「一概には言えないが、男性でも濃い(ときには装飾的な)メイクを施し、きらびやかな(あるいはけばけばしい)衣装をまとうのが特徴である。(以上wikiより)」とあり、音楽的な評価が低いように感じられますが、この曲を聴くと、結構いい音楽やっているじゃない?と思ってしまいます。ハードロックなのか、ファンクロックなのか、独特の「タメ」を感じさせます。強烈なギターリフは、ついついビートルズの「へルター・スケルター」を連想させます。 ⑧「Telegram Sam 」は言わずと知れた、T.Rexの代表曲ですね。
ボラン・ブギーとトニー・ビスコンティのオーバーワークを十分に堪能するには最適な1曲。 ⑫「Chariot Choogle 」なんかもマーク・ボランの魅力が存分に発揮された名曲だと思います。
やっぱりコーラスは怪しい・・・。たしかこのコーラス隊はタートルズに居た面々だったと記憶してます。 ノイジーなギターがボラン・ブギーにはあいます。上手い下手は関係ない! T.Rexはこの後、数枚のアルバムを発表していきますが、このアルバムほどの商業的な成功は収めることが出来ませんでした。既にグラムロックブームは後退、世はパンクロック主流となっていくなかで、1977年9月、妻が運転する車が街路樹に激突、助手席にいたマークは交通事故死してしまいます。享年29歳。 マークがストーンズのように50、60歳になっても歌っている姿はちょっと想像できません。若いままにこの世を去り、ボラン・ブギーは永遠に封印されてしまいました。
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