道中帰り道、いつも聴いているFM番組小林克也氏の「ビートルズから始まる。」で偶然にも①「A Horse With No Name」がかかりました。バイクから流れていたかっこいい洋楽・・・。信号待ちしていた車越しに聴こえてきたメロディ。するとそのバイクの中年ライダーが「この曲かっこいいだろ」と。そんなリスナーからのエピソードだったと思います。決して派手な曲ではないのですが、微妙な寂寥感が堪りません。また包み込むような優しいコーラスも魅力的です。アメリカ、一世一代の名曲ですね。
軽快な④「Ventura Highway」はセカンドアルバムからのシングルヒット。リズミカルなベースはセッション・ミュージシャンとして著名なジョー・オズボーンによるもの。そしてドラムはもちろんハル・ブレイン。すごく軽快なリズムセクションだと思ったら、やっぱりこの2人によるものでした。
ただしアップした映像のベースはCalvin Samuels、ドラムはWillie Leacoxです。
ちなみにこの曲、ジャネット・ジャクソンが「Someone to Call My Lover」という曲でサビのギターリフを見事にサンプリングして素晴らしいアレンジに仕立ててます。
⑤「Don't Cross the River」のカントリー的な軽快さもハイウェイを走るのにぴったり。またアメリカにしてはかなりビートルズっぽい⑥「Only in Your Heart」も甘いメロディが魅力的です。この曲は70年代のポップスバンド、パイロットにも非常に似てますね。
④~⑥のリミックスはあのジョージ・マーティン。そしてエンジニアはマイク・ストーン。後にエイジアやジャーニーで名を馳せた著名プロデューサーですね。
彼等としては珍しいカバー曲の⑦「Muskrat Love」は、レオン・ラッセルで有名なシェルターからアルバムを発表しているWillis Alan Ramsey作。ちょっと落ち着いたミディアムテンポのAORナンバー。
Americaというと、『名前のない馬』がすぐに思い浮かびます。
それ以外は『風のマジック』とか『Sister Golden Hair』なんかは、曲は知っていたけど、グループ名と一致してませんでした。
でも、『Sister Golden Hair』はこのちょっとアップテンポのライブ映像見て、もともと爽やかないい曲だなぁと思っていたのが、かなりお気に入りになりました。
ここ数日、聴きまくりですよ!!
☆golden_70sさん、コメント有り難うございます。
私も「Sister Golden Hair」が一番のお気に入りです。彼等のデビュー曲でもある「A Horse With No Name」は如何にもアメリカ人が好みそうな楽曲だと思います。マイナー調の、ちょっと悲しげな楽曲なんですが、サビのコーラスなんかは美しいなあとさえ思ってしまいます。ただ確かに単調な楽曲であることは間違いありませんね。